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『なぜか話しかけたくなる人、ならない人』読了

2カ月ほどの無職期間を経て無事社会復帰し通勤の電車内で本を読んでいるのですが、先日読み終えたのがタイトルにある書籍になります。

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この本では身近にいる雰囲気の良い人と悪い人との違いが分かりやすい例を交えて言語化されており、どれも納得感があります。

コミュ力に自信がなくても「ダルそうな座り方をしない」のような誰でも簡単に模倣できる内容も含まれており「これならできそう」と感じたものから取り入れていくと良いんじゃないでしょうか。

逆に言えば陽キャでないと真似するのが難しいものも含まれますが、70個を超えるノウハウが載っているので自分なりに初級・中級・上級などと分類して徐々にステップアップすることはできそうです。

自分を変えるのは簡単なことじゃないので「そんなのできるかい!」と投げ出さず、中長期的な目線で焦らずじっくり改善していくと良いと思います。そのためのヒントが沢山載っている本ですね。

読んでいるうちに「これは今の私でもできているな」「これは私の苦手なところだな」といった具合に筆者の指摘と現状の自分とを比較するようになりました。

動作としては本を読んでいるのに実質的には自分を見つめ直していたようです。自己分析にも役立ちますね。

あと個人的には「正論を振りかざす人にならない」という項目に強く共感しました。リアルはともかくSNSではコミュニケーションを勝負か何かと勘違いし、相手を正論で叩き潰して気持ちよくなる人が多く見受けられます。私もそういう気質がありました。

しかし筆者も述べている通り、誰もが分かっていることで鬼の首を取ったように相手を追い詰めるのは品性にかける行為ですし、人生には理屈通りにならないことが大量にあります。

そんな行為で優越感を得たりズレた真面目さで他人だけでなく自分まで縛ろうとするなんて、よく考えれば理想の自分・人生からは程遠いです。

「こうあるべき!」と考えがちな人(私も含む)ほど、ある種の理不尽(?)を受け入れていく姿勢は重要だなと。

身だしなみを整えるのと同じで、話しかけやすい雰囲気を構築するのはマナーだと最近よく感じます。念のために言っておきますがナメられるのとは違いますよ。私が言いたいのは他人と対等で良好な関係を築くためのマインドを持ち、それを表に出すということです。

最初は意識しないとできなくても続けているうちにクセになるでしょうから、読んでいて自分に必要だと思ったことを無意識にできるまで継続していければなと。

この本をインプットした私が生活の中でアウトプットしていきたいことは「相手の立場になって考えるクセ付け」です。

相手を思いやる、相手の気持ちを考えるとはよく言いますがそれを常に意識するのはなかなか難しいことです。

でもそれをさらっとできるようになれば理想の自分に一歩近づけます。他人のためのようで実は自分のためにもなるという寸法です。

皆さんは如何でしょうか。ぜひご意見をお聞かせください。

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