食事制限ダイエットの落とし穴part2
落とし穴part1で主にリバウンドについてまとめています
↓ぜひご覧ください↓
https://note.com/kenkouraifu/n/n3f385b962022
先ほどのリバウンドは一般的にもよく知られているかと思います。
今回は違うパターンの落とし穴をお伝えします。 ダイエットを頑張りすぎる方が落ちる、闇の部分を触れていきます。
単刀直入にお伝えします
◆過度な食事制限から『摂食障害』になります。
これは私の体験談を交えてお伝えしたいです。 元ダイエッターだった私は過去に拒食症を経験しました。
当時ダイエットに一生懸命だった私は 自分が拒食症だとまったく気づいておらず、とにかく瘦せることが全ての中で優先でした。生活の中心がダイエットでした。
★瘦せことから得られる快感
ダイエットを始める前は、体型に関して褒められる事がなく過ごしてきました。食事を減らすと当然ですが瘦せていきます。 その変化に友達から『瘦せたね』と言われたり、『スタイルがいい』などと羨ましいく思われたりすことがとすごく新鮮で嬉しかった事から、瘦せることに対しての執着が始まりました。
次第に人からの視線が心地よくなり 『もう絶対に太れない、太りたくない』
ダイエットへの執着心は自分では抑えられないほどに強くなりました。
★上手い話には裏がある
瘦せる事に拘るあまりに、体に起こる不調を見て見ぬふりをしていました。
瘦せることが正義。
その為なら生理が止まろうが、貧血であろうが、気にもならず ダイエット人生を一人で突っ走っていました。
日に日に弱々しく瘦せる私の異変に気が付いた家族から
次第に様子を伺うように心配されるようになりました。
『ちょっと、痩せすぎなんじゃない?』
完全に自分の世界で頑張っていましたが。 少し立ち止まって、自信を客観的に見るようになりました。
『あれ?私、変なのかな?』と考えるようになり
ようやく自分の体の不調を調べるようになりました。
それから自分と同じ行動や症状を抱えている人が 他にも居る事を知りました。
その人たちの症状の原因が共通して、 過度なダイエットを行ってからなる『拒食症』だと認識しました。
『まさか自分が』
7年程前に本格的にダイエットに目覚めて 自分ではいつから拒食症になっていたのかは分かりませんが
今でも完全に改善はされてはいません、 太る可能性が高い物は食べれません
炭水化物や脂に抵抗が強くあり食事に恐怖を感じるのです 外食は誘われなければ自ら好んでは行きません。
ダイエットを止めた今でも気軽に食を楽しめないのです。
◆拒食症とは逆に『過食症』がある
・パターン①
私は一時的な過食衝動を何度か経験しましたが 慢性化はしませんでしたので過食症ではないと思われます。
なので具体的にはお伝えは出来ませんが
*お伝え出来る範囲でお話します。
多くの方は、ダイエットをしている途中に 我慢の積み重ねや強い自制心から拒食症や過食症になってしまうようで
過食症の方は過度な食事制限からを継続的に行っていた方が ある日に突然ストッパー外れて過食に移行して
自分でも止められないほどの食への衝動がおこるようです。
そさらに恐ろしいのは過食をしたことへ強く罪悪感を感じて それが更なるストレスになり、また過食をしてしまうということで
なかなか過食から抜け出せない負のスパイラルにハマる方も 少なくはないようです。
・パターン②
拒食症の治療を行っている方は、痩せすぎた体を健康体重までに戻す為に 治療法として、食事の量を徐々に多くとるよう言われます。
これは回復期と言われ、一般的に行われる治療のようです。
回復期で目標体重まで増えて、治療が無事に終わり、 退院をして自宅でご飯を食べるようになると、自ら食べる必要量が分からなくなってしまっていて食べ過ぎている事に気が付かずに過食になっているようです。
◆過食症では代償行動がある
人によってはストレスで過食をした罪悪感や不安から逃れようと 自ら嘔吐し食べた物を体から出してリセットして安心感を得ようとするそうです。
それが段々当たり前になり、ストレスを感じるたびに頻度が増え いつの間にか慢性的な習慣のようになっているのだそうです。
食べたら吐き出すが、一連の行動になるようです。
人によって症状の違いがあるようですが、 共通しているのは食事制限の実践者で
自己自制が強い方が被害に合いやすいようです。
《完璧主義な方は特に要注意》
出来ない自分を責めてしまったり、自分の気持ちを強く抑え込んだり してしまう方や自分に厳しくしてしまう方など、とくに真面目な方は 気が付かない内に踏み入れてしまうようです。
まずは『自分を認めてあげることが大切』
自分がそうなるとは思いもよらないと思いますが ダイエットを行う方には摂食障害は身近な存在です
あなたの身の回りでも人に言えないだけで 被害にあっている方はいるかもしれません。
誰もが、その状態になる可能性があるのです。
人生を楽しく豊かにする為のダイエットを、食事制限をストイックに なりすぎてやり方や考え方がどこかで変わってしまい自分自身を傷つける行動になってしまわないように、ダイエットの方法を誤っていないか、向き合うタイミングを作ったり、ダイエット以外のストレスをかけ過ぎない為に、ダイエット安心して行える生活環境を整える事、もしくは整った時にダイエットを行うようにすることで、ダイエットをスムーズに行うことができると思います。
健康が最優先の人生を、その人生の中の一つのアイテムとして ダイエットを取り入れてみてくださいね。