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健康にも美容にも『脂』が良い理由を『進化の歴史』から紐解いてみた

最近、以前にも増してスーパーの油売り場で
沢山の種類の油を見かける。

サラダ油、ごま油、オリーブオイル、、 
それ以外にもオメガ3を豊富に含む!など
書かれている油もある。

以前から存在は知っていたけど
・これが何故、人に大事なのか?
・そんなに大事なら体内で作れたら良いのに!

そんな疑問が浮かんで先生に質問してみた。
先生はそれを進化の歴史から
紐解いて解説してくれたので
忘備録としてここに残してみます。

オメガ3不飽和脂肪酸は何故、人に大事か?

人体を作る細胞には、
筋肉の細胞や神経の細胞など、
さまざまな種類があります。
これらはすべて、
見た目も働きも異なりますが
全てに共通している事があります。

それはこの細胞を包む『細胞膜』
カチッとしていることで不都合おき、
しなやかであることが
あらゆる病気の予防にも繋がる、との事。

オメガ3不飽和脂肪酸だけとっていたら良いのか?

では、オメガ3だけとっていたら良いのか?と尋ねるとオメガ6も大事とのこと。

オメガ3:6=1:2が理想的で
1:4以上になると成人病などのリスクが高まり
現代人はよっぽど意識しないと
1:8とか1:10になっているらしい😱

※ちなみにオメガ3や6の脂には
↓こんなのがあるらしい(CMではありません!)

https://shop.nisshin.oilliogroup.com/cms/column200828/

そんなに大事なら体内で作れたら良いのに!

オメガ3だけでなく6も、そして比率が大事、、
それなら体内で作れたら良いのに!と思う。

この質問は『進化の歴史』から紐解くと
わかりやすいらしい。

↓ここからちょっと理屈!

人類の祖先はまだ恐竜がいる頃
モルモットのような形をしていた。

8億年前・・
スノーボールという全凍結が起きて
地球環境が激変!
その後、生物の元になるものが出てくる。
(カンブリア大爆発)

この事が後に
今の我々の暮らしに密接に関わることに・・

そして6億年前・・
我々の祖先はオメガ3を自分で作れていたらしい!

では、何故我々は作れなくなったのか?
それは、進化の過程で
『食べて取れるなら外からとればいい!』
という考えに人は変わったらしい。

事実、小さいプランクトンから大魚まで
海の中の生物は今でもオメガ3を自分で作れる。

進化の歴史から生命に共通なものを考えてみる

まずは人を中心に考えるとわかること。
息が吸えて、水が飲めて、食べ物を食べられる。

中でも食べ物について考えると
今の暮らしでは
三大栄養素(糖質、脂質、タンパク質)を
バランスよく取る事が大事!と言われている。

ダイエットしたいから糖質制限を意識してる、
筋肉をつけたいからタンパク質を摂る、、
などは私の周りでも行なっている人がいる。

では脂質はどうだろうか?
先生曰く、入門編の良い脂だけを考えても
『遺伝子の観点』から深く掘り下げると
とんでもなく複雑らしい。
(ここはまた別で書きたいので今日は割愛)

次に人の形になる前から
生命に共通なものを考えてみるとわかること。

先生の専門の
DNAスイッチを切り替える(エピジェネティクス)から進化を考えると
・弱肉強食
・淘汰
・ダーウィンの進化論
すら疑って考える必要があり
環境が激変したことで
変わらざるを得なかったと。

オメガ3のことだけを考えても
生きていくために必須なものを
体内で作ることを
放棄せざるを得ない状況で
外から補うことにしたのでは?
これだけ聞くと諦めただけ、に聞こえるが
人類になったから今まで作れなかった事が
作れるようになり新しい進化をとげることができた。

その一例として、7万年くらい前・・
すごい寒い時期があって
エサがとれなくなった。
そして魚介類を食べるようになった。
そこにはオメガ3いっぱい入ってるので
自分では作らなくなったけどそれを食べる。

食べたことで細胞がしなやかに働き
しなやかになった結果、
脳が高度に発達していく。 

脳の神経細胞は
しなやかさがあって連結していくので
生き延びるために魚や貝を食べて
脳のネットワークが柔軟になり
その結果、首飾りや化粧なども
始まったのでは?と言われているらしい!

今回のまとめ

健康にも美容にも『脂』が良い理由
⇒細胞膜がしなやかになるから

その為に私は何をしたら良いの?
⇒オメガ3:オメガ6=1:2を目指す!

次回は
『脳の神経細胞はしなやかさがあって連結していく。そして脳が高度に発達していく。』
この部分を膨らませて
書いてみようと思います☺️

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