第40回『シックスパックはそんなにカッコいいか?』
読者の皆さん、こんにちは。
私、健康運動指導士として、健康維持・増進の為の生活習慣・運動をご提案していますMark(マーク)こと、坂口まさしです。
初めてお読みいただく方は、こちら(第1回ご挨拶)をどうぞ!!
☛今後の予定(予告なく変更する場合があります)☚
12/09 (有料)その100kcalで痩せますか?
12/16 食べ過ぎか?運動不足か?はたまた両方か?❓
12/23 (有料)ダイエットゲームは止めよう!!
では始めましょう!!
~メディアの責任にしてはいけない~
シックスパック・・・???
『体脂肪が著しく少ない状態の時に、腹筋の一部がパック状に浮き上がって見える状態のこと』
それが6つ見えるという訳なのですが、一般的に女性の方が体脂肪率は高いため、男性の方がなりやすい傾向にあります。
というカチカチの説明はこれ位にして、特に男性は若いころ憧れた人も多いのではないでしょうか?
今回あえてこのテーマにしたのは、それなりの理由があります、
それは・・・
~体脂肪率が少ない事が、健康的または見た目が良い事などが最優先となり、エビデンス的にはあり得ない脂肪燃焼促進アイテムや、食品等が散乱して、正しい痩身ロジックが伝わっていないのではないかという疑念があるからです~
ちなみに運動は全くしなくても“シックスパック”になります!!
無論、訳の分からないサプリも要りません。つまり、腹筋の一部が浮き上がって見えるのは、あくまでも体脂肪率が少ないからであって、筋肉が盛り上がっているからではないのです。
では体脂肪率が少ない“最下限値”は、ご存じですか?
☛ 4%です。
間近で見ると分かりますが、ちょっと怖いくらいです(ボディービルダー)笑
では4%以下になったらどうなるか考えて欲しいのです。
これは一般的にはほとんどありませんが、拒食症のような病気の場合、食べ物を受け付けなくなってやむを得ずこういう状態になる事もあるかもしれません。
一方、メタボのように、お腹周りに脂肪が付き過ぎて、健康維持が難しくなる場合などは良く知られている通りです。
ではシックスパックをイメージさせる人たちとは一体どういう人達なのでしょうか?
普通に思い浮かぶのは「スポーツ選手」や「俳優」あたりでしょうか?
共に、憧れる職業ではありますが、この2つの職業に共通していることがありますね、
それは、人に見られるという事。
モデルさんあたりは顕著ですが、一般人では体験しえないスポットライトを浴びる一方、過酷な減量や節制した生活スタイルを求められます。
つまり、健康でかつ痩身というベクトルとは少し違うのです。
そういう一面はなんとなく知っているにも関わらず本になったりして、ちょっとした情報番組でそうした人たちのダイエット情報が流れるとその影響力は大きいものです。
それ自体(情報)は決して悪いものではありませんが、健康のための痩身を意識した場合、そのやり方は合わないのです。部分的には合いますが、それではただのダイエットゲームになってしまうのです。
もし、そうした情報を耳にしたら、この言葉を思い出してください。
☛【痩せないダイエットほどお手軽感を強調する】
2か月で数キロ減ったらそれを維持できるのも“2か月”という事。
ではまた。