第32回『ずっと太っているのは遺伝か?それとも・・・』
読者の皆さん、こんにちは。
私、健康運動指導士として、健康維持・増進の為の生活習慣・運動をご提案していますMark(マーク)こと、坂口まさしです。
初めてお読みいただく方は、こちら(第1回ご挨拶)をどうぞ!!
☛今後の予定(予告なく変更する場合があります)☚
10/14 (有料)脂肪を燃やすと痩せるのか?
10/21 食欲の秋は太るの?
10/28 (有料)一日三食は食べ過ぎか?
では始めましょう!!
~動けるか否かである~
10月に入り、実際の気温等とは別に感じます「涼しい」と。つまり、10月=秋 という訳ですね。
この喩えが良いかどうかは自信がありませんが、ある程度記憶がそうイメージさせるという部分はあると思います。
今回のテーマが“ずっと”太っている・・・です。
当事者の方と、そうでない方で本文の受け止め方が変わりますが、当事者の方は、もし現状を打破したいという事であれば、どうかまっすぐ(素直に)読んで欲しいと思います。
対して、過去のそうした状況を克服した方、またはその経験のない方は、アドバイス出来ないにしても、励ましてあげる一つのスキルとしてご活用頂けると幸いです。
さて、私マークも、日々こうしたご相談に対していますが、やはりこういう言い方をする方は多いと思います、それは・・・
☛元々太っているのです!! と・・・
聞き手の受け取り方にもよりますが、いい得て妙ですね。
生まれた時から所謂“いい体格”をしていたという訳ですが、ご両親がいい体格だからでしょうか?
そこで科学的根拠(エビデンス)をご紹介します。
これは海外のものですが、発表されたのが30年前なのです、最新じゃないと思われるかもしれません。
そこはご寛容のほど。
→肥満を決定づける要素の“7割”は、血筋つまり、遺伝である。
ということです。
この先を読むのは諦めますか?それとも残り3割を知りたいですか?
Thinking・・・
Thinking・・・
Thinking・・・
では、エビデンスではない情報をご紹介します。
これはもう信じてもらうしかありません(笑)が、私マークの肥満遺伝子検査の結果です。ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、普通に数千円出せば検査できます。
基本的には3つのタイプに分類され、細かく分類すると男女合わせて54パターンになるそうです。
①りんご型(お腹中心)
②洋なし型(下肢中心)
❸バナナ型(やせ)
ちなみに、男性と女性では、この傾向に違いがあります。
多い順 男性①→②→❸
多い順 女性②→①→❸
だそうです。
ちなみに、この3つのタイプで全体の96%の人が該当するそうなのですが、残り4%の方もいるのです。
それは・・・
④アダム・イヴ型 と言いますが、上記の3つと明らかに違うのは、肥満遺伝子に変異がないということ。
つまり、肥満になるタイプ(肥満遺伝子の上では)ではないのですが、逆に言うと太りやすいという事でもあるのです。
太りやすい状況で一番太るという事です、これはマズイ!!
生活習慣の影響を一番受けるということなのです。
マーク実は・・・これです!!
この仕事をして長いですが、検査をするまでは完全にバナナ型だと思っていましたが、真逆でした。
確かに幼少の頃は、ガリガリ&病弱でしたが、大学に入る頃にはそれまでよりも10キロ近く増えた経験もあります。
そんな私が、55歳でも適正体重で健康に生活しているのです。遺伝子タイプは持って生まれたものですが、それが全てではありません。
太るには、それまでの生活習慣が大きく影響していることは否定できませんね。
ではまた。