私のダイエット法はウォーキングから
長年運動をしていなかった中高齢者になると、
2~3㎞を歩くだけでも結構しんどく感じませんか?
わたしは体重が80㎏程になった50代前半に、
このままじゃヤバイな~と思い、一念発起してダイエットをはじめました。
ご飯の量を減らす
歩く距離を延ばす
ダイエットの停滞期
お陰で1年半ほどで20㎏以上痩せました。
途中で停滞期が2~3回ありました。
直ぐには気づきませんでしたが、
体重は減らなくても脂肪は減少していたようです。
コレステロール値も改善
脂質異常症は30代からでしたが、
当時はまだコレステロールを下げる薬は製薬会社から出たばかりでした。
健康診断の結果を受けてその薬を処方されましたが、
根がまじめに薬を信頼して飲み続けようと思う質ではありません。
1ヶ月飲んで確かに数値は下がっていますが、
体に何か良い効果を感じたかというと特に感じませんでした。
しかも、薬を飲むのを止めると脂質異常症自体には何の効果もなく、
もとに全ての数値が戻っていました。
わたしたち、特に日本人はやたらとクスリと病院が好きな国民なようで、
クスリの消費量もダントツ、病院のベッド数も世界で断トツだといいます。
ところが、総コレステロール値が500㎎/dlをはるかに超えていたものが、
食事制限だを中心にダイエットをしていた時と比べて
ダイエットを目指して本格的に歩き続けていくと、
総コレステロール値だけでなく、LDLコレステロールも含めて
ストンと改善が進み、さらに続けていくと全て正常値となりました。
もちろんクスリは一切飲んでいません。
人間のからだは縄文時代のままだとか、
1万年前と基本的には大して変わらないという人もいますが、
こうしてウォーキングをはじめてみると、
やはりからだは動かすようにできているというのを実感します。
あまり体を動かさずにダイエットしていた時には、
血圧も期待ほどには正常値にならず、
コレステロール値も大きく正常値に近づいてはいたものの、
もうひとつ肝心なところで正常値にはなりませんでした。
よく歩く+筋肉を増やす
こうした結果を自分なりに評価してみると、
良く体を動かして、動かしながら心肺機能を高めて、
さらに筋肉量も徐々に下半身から増やしていったことで
高血圧もスッと120/80mmHg 程に下がり、
コレステロール値も正常値へと下がったんです。
もっとも長年の運動不足の身でしたから、
心肺機能も大きく衰えていました。
ちょっと歩いただけで疲れていました。
そればかりか姿勢も猫背やO脚が酷くなっていたようで、
それこそ遠目に見てもオジサンだ、50歳以上だというのが
当時はきっとよく分かったのではないでしょうか。
今でこそ60代半ばとなっても『姿勢がいい』といわれますが、
姿勢を維持したり、良くするのは本当に時間がかかります。
その上、運動や体を動かすにも、頻度・回数・方法などに
かなりコツを理解しないと姿勢を良くすることはできません。
ウォーキングを始める
しかし、今では身長こそ低くなっていても、
元気老人という方が目立っています。
こうしたことを考えると
じっくりと筋肉を増やすことに取り組んでもいいかもしれません。
その手始めが何といっても歩くことです。
何はともあれウォーキングからはじめてみては如何でしょう。