2014年からオーストラリア生活から始まり、海外移住生活はカナダで10年目となる。
新しい国へ移る度にエコノミークラスで運べるトロリーバッグ(上限23kg)1つと手荷物で生活をしていた。
今回のまとめでカナダで1年間生活する上で必要なアイテムの参考になれば良いなと思う。
【自分はミニマリストなのか】
家の引っ越しや日本への一時帰国のたびにモノを整理するので、あまり増やさないマイルドなミニマリストになった気がする。
ストイックなミニマリスト原理主義者でもないので、シンプルな空間を作ることばかりに快感を得るわけでないけれど、ライフスタイルがミニマリズムの方向に自然となっていた。
カナダでは、移住生活も7年目になりトロリーバッグに収まらなくなり、少し荷が増えた。
現在は、自分の車に積載できる量に制限して生活をしている。車はクロスオーバー寄りの2006年製SUV車。
移動する度に、キッチン類や車の整備アイテム(冬タイヤ含む)、食料や貴重品(薄型テレビやMacBook)を積むのでスペース管理は大事。
なので、自分のワードローブは、トロリーバッグ(Macpacの56L)と30Lのバックパックで収まるくらいだった。
カナダでは、ユーコン準州からアルバータ州。アルバータ州から大西洋側のニューブランズウィック州など2,500−5,000kmほど大陸移動を伴う引越しを経験した。
次第に車へのパッキングも得意になった。さらにオーストラリアやニュージーランドでの生活以上にワードローブを厳選するようになったと思う。
ユーコン準州は一年中冷涼なのでワードローブは夏より冬アイテムが大事。
一方でアルバータ州やニューブランズウィック州では、氷点下30℃の日もあれば、夏も30℃以上になる日もあるので、夏と冬のワードローブの両方が必要となる。
早速、ワードローブを【アウター】、【インナー】、【パンツ】毎にコメントを付けて紹介できればなと思う
以下のリンク記事は、本編で記載していない内容やブーツ、サングラスについてのまとめた記事となる。
【僕のワードローブ】(アウター)
カナダではアウターとしてジャケット類が大事なのは言うまでもない。
例えばアルバータ州では晩夏や秋だと、朝は氷点下、昼は汗ばむ、夜は防風など一日で大幅に温度変化することもある。
もちろん冬のカナダは、寒い。
ただ僕の経験上1枚で冬の寒さと勝負するより複数枚のレイヤードで調節するのがベターだと思う。
なので自分が所有するアウターは、防風や撥水がメインとなるものが多いかと思う。
・UNIQLOのマウンテンパーカー
・ECWCSのゴアテックスパーカー
・Carharttのアクティブジャケット。
【インナーとしてレイヤリングもできるアウター】
年中季節関係なく冷涼な日々に着ることができるアウターをここに並べた。
もちろん極寒日になれば、防風性のあるジャケットの内側で体温で身体を保温するため、これらはインナージャケットとして着ることを想定。
また、フーディなどを重ねれば氷点下36℃の日でも充分歩くことができるので、服のサイズは、重ね着できるよう気持ち大きめで着ている。
・WESCのオーバーシャツ
・ArcteryxのLT Atomフーディー
・PatagoniaのBivy down vest
【僕のワードローブ】(インナー)
ここでは年中使うようなアイテムが揃う。フーディーは、真夏日でもハイキングや早朝など冷涼な時間帯や場所で使え、使用頻度はかなり高い。
そのため、耐久性を一番に考えつつ値段相応の(コストパフォーマンスの高い)モノを選んだ。
・lululemonのScubaジップフーディー
・UNIQLOのボアスウェットフーディー
→ヒートテック ボアスウェット フルジップパーカに変更。
・ユーコン準州のフーディー(pullover : ジップ無)
・チャンピオンのT2102のTシャツ
・UNIQLOの極暖ヒートテックシャツ
【僕のワードローブ】(パンツ)
基本的にカナダのアグレッシブな洗濯機と乾燥機で数年で使い古してしまうので、高級なアイテムは買わない。
ただパンツは自分の体型と合うものを選びたい。
インフレは毎年少しずつ起こるので、いつもリーズナブルで快適なアイテムを探している。
・UNIQLOのウルトラストレッチジーンズ
・COHEN の5 Pocket Cargo Jogger
・チャンピオンのスウェット
・REIのショートパンツ
【ワードローブ】まとめ
上下合わして結構な点数が増えたけれど、まだトロリーバッグとバックパックに収まる程度で暮らせている。今後も購入したら一点私物から減らすように心掛けるようにしたい。
夏は、ショートパンツとTシャツがメインで、夏でも1日の中で肌寒い時間帯や日々もあるので、軽く羽織れるフーディーやジャケットが多い。
これらも冬に近づくにつれてレイヤリングの一部となり活躍する。
ちなみに日本から持ってきたアイテムも数点だけだが現役で活躍している。
例えば、カナダグースのジャケットは毎冬に指で数えるほどの使用感だが現役選手だった。
パンツは全部カナダに移住してから買ったものばかり。毎年のように現役を引退するモノがおり、気づけば日本からのアイテムはいなくなった。
今回リスト化してみて、一生使えるアイテムばかりで暮らすことは不可能で、移住先での買い足しは避けられないなと云うことをつくづく感じる。
年間温度差60℃以上ある夏と冬のカナダ。
移住生活の長い僕のアイテムを参考に必要なアイテムを厳選できる機会になれば良いなと思います。
【7年ぶりの日本帰省を契機に手放したモノ】
・CANADA GOOSEのボンバージャケット
・LL Beanのプリマロフトジャケット
・UNIQLOのEZYパンツ
→2023年冬、使い込みによる経年劣化によって生地が裂けたので、泣く泣く廃棄。
・バナナ・リパブリックのトラベルジーンズ