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糖尿病についてどのくらい知ってますか?

当ブログへ訪問していただきありがとうございます。

福岡県で理学療法士をしてますkenkenです*

日々のちょっとした疑問や曖昧なことに、"しっかりと向き合い"皆さんにとって有益な情報発信ができるようにお役にたてればと思います。


はじめに

みなさん、糖尿病と聞いたらどんなイメージがありますか。

甘いものを食べ過ぎたらかかる、食べ物だけ気をつけてたら大丈夫など、偏ったイメージだけありませんか。

以下に糖尿病についての知っておいてほしいポイントを含めて載せてます。ぜひ参考にされてください。

🔲 糖尿病の基礎知識

糖尿病は、インスリンというホルモンの働きが不十分なために、血液中のブドウ糖(血糖)が正常値を超えてしまう状態です。

糖尿病は、主に1型糖尿病と2型糖尿病の2つに分類されます。

🔲 1型糖尿病とは

主に若年者に発症することが多いタイプです。免疫系が自分のインスリン産生を攻撃し、インスリンがほとんど作られなくなることが特徴です。

このため、1型糖尿病の患者はインスリン注射が必要となります。

遺伝的な要因が関与することが多いです。


※打たないとどうなる?
高血糖を引き起こし、糖尿病ケトアシドーシスという合併症や意識障害、脱水、昏睡状態になる方、中には亡くなる方もいらっしゃいます。

🔲 2型糖尿病とは

主に中高年以降に発症することが多いタイプです。

インスリンの効果が低下し、十分な量のインスリンが作られていても、効果がうまく働かない状態です。

2型糖尿病は、生活習慣病との関連が強く、運動不足や肥満、食生活の乱れなどがリスク要因となります。

🔲 糖尿病の自覚症状

さっぽろ山鼻内科・糖尿病クリニック 糖尿病についてーちゃんと知っておきたいあれこれー より引用


🔲 糖尿病と生活習慣病の関係

糖尿病は生活習慣病の一つであり、運動不足や肥満、高脂血症などの生活習慣が病気の発症や進行に影響を与えます。

高齢者の方は特に、バランスの取れた食事や適度な運動を心がけることが重要です。

また、ストレスや睡眠不足も血糖値に影響を与えることがあります。


大正健康ナビ 生活習慣病を防ぐ正しい食習慣 より引用


🔲 三大合併症とは

LIFULL介護 【特定疾病】糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症及び糖尿病性網膜症(糖尿病の合併症)より引用


 腎症

糖尿病性腎症は、腎臓の機能が低下し、最終的には透析が必要になることもあります。定期的な尿検査や血液検査で腎機能をチェックし、早期発見・治療が重要です。

➖ 網膜症

糖尿病性網膜症は、網膜に出血や浮腫が生じ、視力障害や失明の原因となります。定期的な眼科検査が必要であり、早期治療が視力を守るために重要です。

➖ 神経症

糖尿病性神経障害は、末梢神経に障害が生じ、手足のしびれや痛み、感覚障害などが現れます。足の検査や適切なケアが重要であり、悪化を防ぐためにも定期的な診断が必要です。

🔲 三大合併症のかかりやすさ

➖ 三大合併症の中で、糖尿病性神経症は最も一般的であり、糖尿病患者の約半数以上が神経症の症状を経験します。続いて網膜症、腎症の順にかかりやすい傾向があります。


➖ 症状の出現時期
糖尿病性神経症は、糖尿病が進行してから比較的早い段階で症状が現れることがあります。一方、網膜症や腎症は、糖尿病が長期間進行してから症状が現れることが多いです。定期的な検査や管理が重要です。

おわりに

これらの情報を参考に、高齢者の方々が糖尿病について正しい知識を持ち、健康な生活を送る手助けになれば幸いです。


皆さんの日常生活に少しでもお役にたてたら光栄です🦥🍃

最後までご覧になっていただきありがとうございます^ ^

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