ミーアキャットに学ぶ、仮説の基本
教育テレビの一場面で
「どうしてミーアキャット、みんな同じ向き?♪」
と、流れてくる軽快な音楽。
「えっなんで!?」
「ミーアキャットの生態なんて知らないよ。」
なんて言わないでください。
少し頭を使って考えてみましょう。
・同じ向きを向くということは、その方向になんらかの目的や、メリットがあるのか?
・視覚、聴覚、触覚、嗅覚の四感を使って、感じることがあるんじゃないか?
知らない生き物でも、少し自分の頭で考えることができんじゃないでしょうか。
じゃあ、もう一つ考えてみましょう。
同じ方向を向く動植物や、一定方向に向いている物は何か思い浮かびますか?
・ひまわりは太陽がよく当たる方角を向いてる。
・イワシは同じ方向に向かって泳ぐ。
・ソーラーパネル、住宅の窓は、日当たりを重視するはず。
「ほうほう、結構ヒントになりそうなものがあるじゃないか。」
この中で、ミーアキャットに転用できそうなヒントは?
ひまわりと、ソーラーパネルを考えると、どちらも太陽の光が関係します。
これを類推と言います。(類似したものから推測すること)
答えはその通り、お腹に太陽を当てて、寝起きの体を温めるらしいですね。
仮説を立てるには、考え方と、知識の量と、知識の柔軟性が必要と言えるでしょう。
今回は簡単な問題でしたが、日常のあらゆる場面で感じた疑問は、仮説である程度見えるようになります。
日頃感じる「なんで!?」をそのままにしないで、まず自分で仮説を立ててみてほしいです。
特に気になる疑問は、気の合う仲間に話しても面白いです。
仮説→検証(検索)→インプット
という学びが、インプットの質を高めてくれます。
お子さんがいる人は、子どもの「なんで!?」を一緒に考えるのは面白いと思います。
仮説思考が必要な理由は、今後のnoteで書いてみようと思います。