コンプレックス
ユングの心的複合体よりも、アドラーの劣等コンプレックスの方がよく認識されているように思う。
中学生の時。髪型に興味が出てくる頃。
どうも流行りの髪型が自分にはできないことに気づきだした。
というのも、
・中途半端なクセ毛
・やわらかい
・ほそい
・すくない
・頭へこんでる
顔立ちなどなど自分にとって数あるコンプレックスの内のひとつが髪だった。
湿気の多い雨とかの日なんか最悪だ。
ワックスも流行りだし、いよいよみんなイケてる髪型をしだす。
当時の自分からしたらみんないいなぁーと心の奥底で思う日々。
救ってくれたのは、フクシマさん。
当然ながらこんなイケメンにはなれやしない。
でも、髪質が近いだろうからと
ある日いきなり
いわゆる坊ちゃん刈りからソフモヒのカットを私に施した。
かれこれ彼とは20年以上のつきあいとなっている。
2ヶ月くらいに1回は会う。
他愛のない話をする。
あんまり言わなくても、そん時の気分の感じにやってくれる。
髪質や頭皮を見たら、今の私の状況がなんとなくわかるとも話していた。
オモロイ髪質やーと言いながら、
今日もいろんなセットをして2人で遊んだ。
コンプレックスを個性に変えられる力を私にもください。
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