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こんな記事需要ある?骨折&細菌感染による手術体験 vol. 2 〜社会復帰と細菌感染発覚編〜

皆さんこんにちは!Kenjiです。
今日は前回からの続きです。

2023年3月に右足首を骨折して、紆余曲折の末、入院して手術をしました。1週間の入院生活が終わり退院したところから、話は再び始まります。

◆退院生活と社会復帰

①両足での歩行開始

3/29(水)の退院後もしばらくはシーネ(いわゆるギプスのようなもの)を付けたままなので引き続き松葉杖での生活ですが、退院の翌週、その日は訪れます。

入院中に発注していた足首サポーターが届く日です!いえい!

退院直後はまだこの状態。シャワー浴びるにも、濡れないようにカバーをして入る。

4/3(月)にまずは専門業者の方に装着してもらって、4/5(水)に主治医の診察を受けます。術後の状態も問題ないとのことで、この日から両足に加重をかけての歩行OKとのこと。やったー!

サポーターには鉄板が入っていて、足が「カクッ」となるのを防ぎます。心強い!

少し違うけど↑こういうやつ。私の装具には両サイドに鉄板が入っています。約8千円くらいでした。

ただ、術後は血流が悪くなり、ただでさえ、足がぼこぼこになるくらい、むくみます。その上更にこのサポーターを付けると、夜は目も当てられないほどのむくみになり、かなり辛いです。

松葉杖、ありがとう!
こんな感じで装着

②リハビリ生活

入院中から徐々に始めたリハビリ。両足歩行が出来るようになったので本格的にスタートです。

松葉杖が取れるまではタクシーで通院。

まず平地。……うん、楽勝!
リハビリいらなのでは??

そして、階段。上りは楽勝!
やはりリハビリは不要か!

階段、下り。

……え!?

足が動かない!?

何と骨折をした右足を軸にして、左足から階段を下りようとすると、金縛りの如く足が動かず、階段が下りられないのです!!

リハビリの先生によると、ずっと動かしていないかったので筋力が極端に弱まり、また、怪我による影響で足首の可動域が小さくなっているとのこと。また気づかない内に恐怖心も芽生えて動かなくなっているとのこと。

これはリハビリや日頃のトレーニングが必要だーと実感しました。この日からは右足の筋力回復を目指して、日々気をつけました。

少し怖いのですが、階段の縁を土踏まずで踏むと、足首が曲がらなくても階段は下りられるので、その練習もします。練習の成果もあり、会社で歩く時には、割とすぐに違和感ないと言ってもらえました。

③仕事はロケットスタート

松葉杖が取れるまではテレワークをしていました。
歩けるようになれば、もちろん外に出ます!退院が3/29(水)で、4/6(木)に久しぶりに出社!さすがにこの夜に元々予定していた会食はパスさせて頂きましたが、4/9(日)からの九州出張は予定通りに。

とにかく足がむくむ!飛行機も、高速バスも…。

出張中ももちろん装具装着。撮影の時だけ足上げてます。

出張も無事に行きながら、少しずつ通常の日々を過ごしていたのですが、少しずつ足に違和感を感じ始めました。

九州出張では違和感なかったんだけどなぁ。

◆細菌感染による緊急手術と入院

①細菌感染

「手術の跡が痛い。」そう感じ始めたのは4月下旬。
「まぁこんなもんだろう」と思いながら生活をしていましたが、ある日、朝起きると熱が出てしまいました。風邪っぽくないし、手術跡も熱っぽいので、病院に電話してみた所、診察した方が良いとのことで、急遽病院へ。

診断の結果、何と、細菌感染!

…そう言われても、そうか、薬でも飲むのかなと思ったら、なんと、すぐに手術が必要とのこと。えー!

しかも、少なくとも数日間の入院は必要とのこと。

この日は5/2だったので、翌日からゴールデンウィーク。仕事は休みだけど、家族に迷惑をかけるし、嫌だなと思いつつも、仕方ありません。

すぐにでも手術室に送り込みたい先生に、何とか家に荷物を取りに行かせて欲しいと頼み込み、タクシーに飛び乗り、パソコンや着替え、その他入院グッズをかき集めて、再び病院へ。足が痛いのに、とても機敏な動き。(そんなこと言っている場合じゃない!)

さぁ、手術の始まりです!

②緊急手術

この日は緊急手術であり、麻酔医が不在とのことで、神経麻酔というブロック麻酔を行いました。下半身だけ麻酔がかかりますが、意識ははっきりしています。

手術中も先生たちの会話を聞きながら、たまに会話に交じったりして、無事終了。手術は「デブリ」と呼ばれる患部の洗浄手術です。

麻酔の影響もあり、最初の骨折時の手術よりも術後の痛みは少なかったです。これで一安心…と思ったのが間違いで、ここからが長い闘いとなります!

手術後は約1ヶ月ぶりに病室へ。

③結果的に2週間の入院

見出しでネタ晴らしをしてしまいましたが、入院期間が数日のはずが、1週間に、その後も1日ずつ延びて、結局2週間となりました。細菌感染の状態をを示す血液検査結果の値がなかなか下がらず、抗生物質を点滴で投与する治療が必要だったのです。

もう、朝から夜まで、夜中も明け方も点滴です。

点滴中は腕も不自由なので、仕事も出来ず。かろうじて、スマホやタブレット等で読書が出来る程度。

基本寝るしかないが、頑張ってMBAの課題図書も読む。
許可が出てからは車椅子でトイレなどに。

そして、抗生剤も強いものを投与し続けるので、血管から漏れて、腕が腫れる腫れる。また他の所から刺して、の繰り返し。

この時は退院する目途もつかずに辛かったですね。

ようやく数値も落ち着いて、退院できると決まった時にはホっとしたのを今でも覚えています。

2週間も入院していると、同部屋になる人にちょっと変な人がいたりして、そういうのもキツかったです。ある人は夜中の3時に突然大音量でラジオを聞き始めたり(その時のMCが狩野英孝さんだったので、関係ないのに一時期狩野英孝さんが嫌いになりました!笑)、またある人はこの世のものとは思えない程の大音量のいびきをかいて寝て、見回り中の看護師さんが独り言で「すごっ!」と漏らすほどだったり。

このいびきの人、翌朝看護師さんから「よく寝られましたか?」と聞かれて「いやーやっぱりなかなか寝られませんねー!」と答えていて、さすがにツッコみたくなりました。あなた消灯時間前から朝まで大きないびきかいてましたから!!!(もちろん言わないけど。)

前回の入院同様、食事は頂けるだけで楽しめる人ですし、点滴の合間を縫って、シャワーも気を付けながら入れたので、その点はとても良かったです。

おしぼりサービスが気持ち良い。(有料)
売店の中では1番好きだったお菓子。
誰もいない週末、夕方の病院ロビーでコーヒーを。
こどもの日にはどら焼きが出た!
退院前最後の夕食。

入院中にはリハビリも再開したり、売店でおやつやコーヒーを買う楽しみを見つけたりして、過ごしていました。途中大きめの地震があったりもしたな。

治療のメインが点滴から飲む薬に変わってからは、座って仕事したり、勉強したりもしてました。

そんなこんなで、入院からちょうど2週間後の2023年5月15日(月)、当日の血液検査の結果も良好だったので、退院しました。外の世界は既に新緑の初夏の匂いであふれていて、とても新鮮。

退院直前、最後の朝ごはん!

退院祝いに好きなお寿司も食べることができて、やっぱり健康って一番だなと感じました!

生モノは病院では食べられないのでとっても嬉しい!
お寿司はお祝いの時に食べると、更に美味しい。

ここまでお読み頂きありがとうございました。治療・通院と、抜釘術編に続きます。

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Kenji @ソムリエ資格を持つ会社員・会食幹事デザイナー
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