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こんな記事需要ある?骨折&細菌感染による手術体験 vol. 3 〜長い治療と最後の手術編〜

皆さんこんにちはKenjiです!
今日も前回までの記事からの続き、入院・手術体験記。いよいよ最終回です!

2023年3月に右足首を骨折して、紆余曲折の末入院して手術。更に術後細菌感染となり5月には緊急手術と2週間の入院生活。ようやく退院した所に話を戻します。

<2023年>
 3/18 転倒による足首骨折
 3/20 近所の整形外科で診察・骨折と診断
 3/22 大きな病院で診察・手術することを決定
 3/23 入院
 3/24 手術(全身麻酔/骨折部固定)
 3/29 退院
=↑ vol.1====
 5/2 創部の痛みのため、診察、緊急手術、緊急入院
 5/15 退院
=↑ vol.2====
=↓ vol3 今回の記事!====

 しばらく通院、治療
<2024年>
 1/15 抜釘手術のため入院
 1/16 手術(全身麻酔/抜釘)
 1/17 退院
 3/13 最終通院



◆しばらくの通院とリハビリ

①日々のケアと仕事復帰

2023年5月15日に退院しましたが、やはり退院してからは自分で術後ケアをしなければならないので、結構大変。

毎晩シャワー後には(まだ湯舟に漬かるのは禁止)、抗生物質ともう一つの塗り薬を塗って、その上からキレイに傷口パッドを貼る生活が始まりました。

シャワーも詰め替えではないボディソープでキレイに洗って、また細菌感染しないように気を付けます。

↓こんな感じのセット。

泊まりで出掛ける時にも持ち歩きマストアイテム!
薬は直に触らないよう、慎重に。

薬も飲みます。抗生物質を朝・昼・晩。食後に飲みます。

抗生物質のカプセル。

そしてやはり仕事はロケットスタートです。(凝りていない!)

5/15に退院して、翌週の5/25には泊まりで名古屋~浜松出張へ。宿泊先でも術後ケアはしっかり行うため、出張準備がいつもより大変。

↓5月の出張 名古屋&浜松 久々の遠出!

名古屋のヨコイ、あんかけスパゲッティ
夜は念のためノンアルコールで。
初めての浜松!
浜松からの遠州鉄道はSuicaが使えなかった。
浜松駅近くの鰻屋さんで頂いたひつまぶし。
浜松といえば浜松餃子!
静岡限定 静岡麦酒もあって、ついビールも!

②通院も大変

通院間隔は当初毎週で、退院から3週間後には隔週になり、2か月後には月1回になりました。何回通ったでしょうか?ほぼ毎回血液検査からレントゲン、診察という流れ。血液検査のたびに、再発していないかドキドキしておりました。

ほぼ毎回採血。痛い時と痛くない時がある。
採血の後はレントゲンを撮って、診察室の前で待つ。
カルシウムとか色々栄養摂るべく、牛乳をよく飲むようになった。

もうここまで入院や通院を繰り返すと、病院にいることに安心感まで覚えてきて、どこか…複雑です。毎回通院時には仕事は午前休を取り、午後から出社(orテレワーク)。すっかり有休も減ってしまいました。

リハビリは先生がとても良い方だったので、この治療生活の中の癒しの一つでした。診察後に毎回リハビリ室に立ち寄り、歩行等のリハビリ。一度戻りかけた筋力も、2週間の入院でまた衰えてきたので、改めて復活に向けて取り組むリハビリに励みました。

ずっと足首に付けていた装具も6月末でようやく取り外せることに。夏本番を前にほっとする気持ちと、装具なしで少し心許ない気持ちで複雑。

ちなみに、上にも書いた通り、お風呂は禁止(シャワーのみ)、海や川等も入るのは禁止です。禁止と言われなければ気にしないのに、ダメと言われると入りたくなり、特に夏はつらかったな…。潮干狩りも長靴を履いて行ったのが良い思い出です。

千葉の富津で潮干狩り。
この日ははまぐりがざっくざく!
あさりとはまぐりが大漁!

ちなみに毎日のケアですが、7/27に手術跡が完全に塞がったと診断され、無事終了!あとは薬を飲む生活を続けながら、細菌感染に気を付けて生活をします。

そして夏も終わりに近づく頃、主治医から「細菌感染のリスクを減らすために早めに抜釘手術をしましょう。」との話がありました。抜釘手術とは、足の骨を固定するためのプレートと、スクリューボルトを除去する手術です。比較的「簡単な手術」とのことですが、全身麻酔を行うことになるとのこと。

嫌だなーと思いつつ、いつかは取り除かなければならないので、仕事が比較的落ち着く年明けに行うことにしました。

◆抜釘手術と入院

①全身麻酔による抜釘手術

年は変わり、2024年1月。抜釘手術のために入院します。もう3回目なので勝手知ったるところです!入院前(手術前)検査をして、入院手続きをして、病室に入室。あぁ、この感じ久しぶり。でも今回は3日間だけ。
まずは最初の食事、夕食を楽しみます。

入院前のランチ。病院にて。
勝手知ったる病室。
入院当日の夕食。ハンバーグだ!

手術当日の朝は食事が抜き。

飲み物だけは朝まで大丈夫。

これから行う全身麻酔にビビりながら、手術着に着替えると、お呼びがかかります。帰りもあるので、病室のベッドに寝たまま手術室へ運ばれます。元気なのに、何かすみません。

手術台に乗せられて、いよいよ麻酔注入。

今回もきれいに眠りにつき、また気づいたときには手術台の上。無事手術が終わっていました。

今回は少し余裕も出て、麻酔医の方に色々質問したりしました。

「なんで手術が終わるタイミングでこんなにきれいに目が覚めるのですか」
「それが私たち麻酔医の腕の見せ所なんですよ!」

さて、病室に戻ると徐々に麻酔も切れて、痛い!そりゃメスが入っていますからね。

手術後の状態。

点滴もしながら痛みを堪えます。午後には歩行許可が出るのですが、靴が傷跡に当たると痛い。当然ですが。入院期間は3日なので、もう明日朝には退院なんですよね。大丈夫かな…。

点滴で痛みを抑える!
1日ぶりの食事。魚やポタージュが美味しい!

②退院

入院3日目。手術翌日の朝。
うん、やっぱりまだ痛い!

我慢できない程ではないけど、歩くのはキツイ。でも血液検査等問題ないので退院です。

今年の1/17(水)。無事退院しました。

最後の朝食。こういうのが良いんだよ。
最後までタカナシ牛乳美味しかった。
退院ギリギリまで点滴。

この日は帰宅し、仕事は休みを頂きました。翌日もテレワークです。
ただ、夜には通っていた大学院のクラスがあるのです。最後まで悩みながらも、授業に行きましたよ!

手術からまだ2日、退院翌日!

この時は自分の頑張りをほめてあげたくなりました。

大学院からの帰りの電車。遅い時間でがらんとしている。

はい、自己満足です。

◆全快へ

①退院後

しばらくは傷跡は痛かったのですが、次第に収まってきて、2月と3月にそれぞれ通院し、血液検査も問題なかったので、無事治療完了です!ここでようやく抗生物質の服用も終了となりました!

2023年3月18日の骨折から、2024年3月13日の通院最終日まで約1年!

長くて、辛くて、周りの人たちにもいっぱい迷惑をかけてしまいましたが、今までにない経験をすることが出来ました。

元気に仕事ができること、飲みに行けること、美味しいご飯が食べられることなど、日々感謝の気持ちを忘れずに、生活していきたいと思います。

②お金の話し

支払った金額は大体の年収がばれてしまうので(笑)、お出ししませんが、会社の健保に加入しているので、高額となる部分は限度額が適用されました。また、健保や個人的に入っていた生命保険が適用となり、手術代や入院代はほぼほぼ戻ってきました。
ただ、一時的には大きな支出となるので、注意が必要です。

やはり保険は重要。これを機会に皆さんも是非見直してみてください!

③入院する時にあると良いもの

これは入院した時に「あったら良いな」と思ったリストです。病院によっても違うのでしょうが、何となく参考にしてもらえればありがたいです。

1. 耳せん的なもの(寝るとき等)
  →周りのいびきや色々な騒ぎの備え。
2. ドライシャンプー
  →術後しばらくシャワーを浴びられない時に。
3. コンセントタップ(増やす用)
  →充電等。
4. スマホやタブレット用のクリップ
  →ずっと手で持つのがしんどい。
5. 小さい置き時計
  →今何時かわかりにくい。
6. 低反発クッション
  →ずっとベッドにいると腰が痛くなるので。
7. 小さいポシェット状のもの
  →売店に車椅子等で行く時に便利。
8. 小さい鏡
  →いちいち洗面所に行かなくても良い。
9. 小さい加湿器(自分の周辺だけ)
  →とにかく乾燥するので、対策が必要。


ここまで3回に渡って体験記を書いて参りましたが、皆さんいかがでしたでしょうか?なるべくこのような経験はしない方が良いですが、万が一してしまった場合の参考と、怪我をしたことがない方にとっての参考資料となれば幸いです。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!

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Kenji @ソムリエ資格を持つ会社員・会食幹事デザイナー
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