牛乳廃棄問題を調べてみた
「毎日牛乳をもう一杯、育ち盛りはもう1パック」
この言葉聞いたことありますか?
私はお恥ずかしながら今日、noteを書くまで聞いたことがありませんでした。
今日のテーマは、牛乳廃棄問題についてです。
スーパーに行けば、牛乳を飲みましょう!と書かれたポップが目に入りますし、SNSでは牛乳大量消費レシピがバズっていますよね。
なんだか、牛乳が余っていて大変らしいぞ〜くらいのレベルなので今日は詳しく調べてみたいと思います。
牛乳はなぜ余っている?
まず初めに、牛乳はなぜ余っているのでしょうか?
余っているなら保存しておけないの?と思うのですが、どうもそうは簡単にいかないみたいです。
牛乳が余ってしまった背景には新型コロナウイルスによって学校給食の牛乳がキャンセルされ、商業施設の休業によって牛乳の消費量が減少したことが挙げられます。
牛乳を消費する量は減ったにもかかわらず、牛さんはお乳を出さないと病気になってしまうため生産量は増えていき、出荷する量が間に合わずに乳牛メーカーは乳製品の製造能力を超えてしまい、どこにも出せない牛乳たちは廃棄をせざるえな状況になっているというわけです。
その量なんと約5000トン!!!
1人の牛乳消費量は25ミリリットルらしいので、20万人分の牛乳を牛乳を捨てることになるのだから驚きですね。
学校や商業施設が休校・休業が牛乳の廃棄問題に繋がってしまう…離れているものなようで実際には繋がっているなんてなんだか不思議ですね。
今回だけが問題なのか
今回調べてみて気づいたのですが、どうもコロナ禍だから大量に余っているというわけではないみたいです。
スーパーと生協を対象に食品ロスを調査した結果、廃棄されている牛乳は4723トンに上っているというのです。
コンビニや飲食店も含めたらもっと廃棄されていることでしょう。
さらに、家庭で廃棄する食品のうち大半を占めるものは牛乳・乳製品でした。
まとめ
コロナで牛乳の消費が落ち込んだことで、牛乳の大量廃棄が明るみに出ましたが、実際には日頃から牛乳は大量に捨てられているのです。
私たちはなるべく捨てないように美味しく牛乳を消費していく必要がありますね。