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話題の中国映画「1921」を公開前に見に行ってみた

こんにちは

今年は中国共産党100周年らしく、
色んなイベントがあるようで

それにちなんだ映画も何本かあるようです

その中でも面白そうな映画
1921のチケツトを貰ったので

公開前に見に行ってきました。

1921というのは共産党発足した年
を指してるようです

この映画は日本では
上映されることはないと思いますが

出来れば、こういう映画も日本語で見れる
時代が来て欲しい

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登場人物も中国では有名な俳優さんが多くでて
キャスト紹介も100人を超えてます。
そして時代背景から有名な人物の若かれしころの
姿を描いているのも面白いです

日本人も少し絡んできてましたので
日本語で話シーンもありました。

共産党100周年という事もあるので
偏った内容で洗脳されるような内容かなと
少し気になってましたが、意外とそうではなく

まともなドキュメンタリー映画でした。
といっても演出もそこそこ入ってますが
酷いものではなく普通に見れました。

当時の租界時代の上海を描いていて
映像も美しく作られてました。

共産党が作られていく
経緯の裏で起きていた物語

外国に支配される上海、中国を取り戻すべく
立ち上がる若者たちが奮起して、
共産党を形作っていく物語です

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創始者の一人の陳独秀に集まる若者達。
日本の留学から帰国した李漢俊や李達、
若き毛沢東などが奮闘し
上海にある李漢俊の自宅で行われた
中国共産党第1次全国代表大会(第1回党大会)を
行うに至った経緯を描いた映画

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映画のシーンでは
孫文、宋慶鈴、蒋介石、鄧小平、周恩来なども
登場する

映画としては僕は面白く見る事ができ
歴史を振り返る意味では興味があった。
決して共産党を誇張した昔のような酷い
洗脳作品ではなく、色んな人の思惑があり
時代が動いていく様子を素直に見る事ができる

国民党側からの視点は少なく共産党寄りではあるがそこはある程度仕方ない。
敢えて触れてない部分もある。
その為歴史を湾曲して作ってるという印象を
持つ事はないので見ていて違和感は少なく
歴史映画として見れた

こういう映画を日本でも見れると、
中国の内部事情の中で起きてる
戦いや葛藤や人間ドラマを知れて面白いと思う。

三国志も楽しいけど
僕は中国近代史の方も、
かなり面白いと思ってる

遠い昔の伝説の話じゃなく
100年そこらの話で、
中国の複雑な人間ドラマは
見る視点でも景色は全然違う

共産党が悪と見る人もいれば
正義と見る人もいる

立場や時代の流れで人々も変わる
まさに現代の三国志と言える時代の1ページ
である事は変わりない物語だと思う

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日本人の俳優さんも出てました。

ちなみに 上海の新天地という観光地の脇に
中国共産党第1次全国代表大会の記念館があります

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現時点で第19回行われている党大会。
その1回目が開かれた記念館が上海にある。
20大会目は2022年を予定している。
ここから共産党が始まったとされる場所として、
全国から見学に来る学生も多い

中国映画、日本語字幕で見れたら
面白いの沢山あるんだけどな~

そんな日がいつか来て欲しい。

中国って面白い!


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