外国で暮らすという事⑧
外国に全く縁のない人間が外国で暮らす事になる
人生とは予想できないドラマであり、どんな決断をしたとしても、それも自分が選んだ道の上にいる。気が付けば僕は日本ではなく外国で暮らしている。日本を離れて思う事など、時代と共に心も移りゆくもの、その時の感じる事を何か形に書き残していきたいと思いました。
もしあなたが外国に住みたいと日本以外での生活に興味を持っていたら少しでも参考になればと思います。
外国で暮らすという事は 怪我や病気を避ける行動が大事
外国で暮らしていて、日頃から意識するのは、
ここで怪我したくない!病気になんてなりたくない!
っていうか日本にいても 普通に思う(笑)
だって海外で病院なんて行きたくない。まあ何処に居ても当たり前の事
ちゃんとして治療してくれるか不安になる。色んな意味でも。
助かる病気やケガも治らないのでは・・・・?と疑心暗鬼
病院に行くなら日本の係り付けの先生に行きたいが、外国で暮らしていると、そうはいかない。
とはいえ、怪我や病気は突然やってくる!から準備が必要。
その上で結構悩むのが海外保険かもしれない。
僕は仕事で海外に来ている為、会社で保険に入っているが会社が海外保険に加入してなかったり、学生だったり、フリーだったり、自営だったりすると、海外保健に入ってないという人もいる。
海外保険も色々あるし現地の保険に入る人もいるが、大抵日本の会社の海外保険と契約する事になると思う。
数日の旅行なら 数千円で住むが1ケ月となると2万近く1年となると20万近くの海外保険費用が必要になる。条件で額の差はあるが、個人の場合、金額を見ると海外保健に入る入らない結構悩んでしまう額だ。
何もなければ無駄に感じる出費、いざとなれば助かるのが保険
わかっちゃいるけど 結構高い出費になる。
僕の場合、暮らしている国が中国 上海市!
僕には絶対 病気なりたくない戦いがある!
そりゃ 中国の病院に誰が行きたいんだ!
っていう精神的プレッシャーが半端ない!(笑)
中国で病院に行くなら死んだ方がいい。とまでは言いませんが、出来れば行きたくない、どうせ行くなら日本に戻り日本の病院に行きたい。
地方に比べると上海市には有名な病院が沢山あり、名が通ている病院や医療体制と先生に恵まれてる方だけど、それでも何か怖い(笑)
中国に限らず、アジアで病院にお世話になった事がある人なら、日本との環境の違いは歴然として理解してもらえると思う。
日本の医療施設や環境からすると、本当にこれでいいの?というくらい雑である意味、日本が過剰衛生管理体質に思える。でも今更、雑になんて戻れない。
日本の綺麗な医療現場を想像しても、ここは中国、郷に入れば郷に従え
この国の医療ルールで切断、分解、組立、最終検査 してもらうしかない。
人間は物じゃないけど物のように扱われている気がする国だから(笑)まぁ人が多すぎるので次々とこなす必要があり中国の先生達はある意味大変だ。しかし、もの凄い数の治療を経験していくため若くして腕のある医師が多いのも事実として馬鹿にできない側面もある。
何度か僕もお世話になった事のある中国の病院だけど、ローカル病院と大学病院直下の国際病棟では天と地の程の待遇も設備も差がある。
中国では命は金で買うもの。アメリカでも同じ。
日本では最低限の命の補償だったり医療を平等という価値観で扱われるのは常識と思うかもしれない。しかし外国からみれば素晴らしい医療意識と体制の国が日本で他の国は、まだまだそんな充実した医療は受けられない事が多い。
中国の場合は金次第!という何ともシビアな世界だ。
ちなみに 中国での救急車は有料!乗る前に 血だらけの負傷者に.
「お前。金持ってるか!」または付き添ういの人に「金払えるのか!」と聞かれる!なければ救急車には乗せてくれない国なのだ。
「えっ 血だらけのオレを置いてくの?」
救急車に乗りたいかい??
「はい。お願い。直ぐに乗せて欲しい!もう意識朦朧としてるから・・・助けて・・・」
じゃ金だして!
「マジか! うっ・・・このやり取りで死にそうになるわ」
驚きの事実!日本ではあり得ない。まずは金・・・いや人命だろ!
そこまで高くないにしろ、支払う能力がなければ助けてくれない!
あれ僕は思う この国って社会主義じゃないの?
あれ日本が社会主義だったかな?? 何だかよくわからなくなってきた。
というのも、お金を払わず逃げる人が後を絶たない為、
乗る時に先払いか、付き添いの人が支払うか!になる
病院の入り口で怪我人が運ばれ、付き添人と救急隊が、大声で揉めているのを何度もみかける。慣れたもんで公安(警察)も病院で待機してる。金払わないと面倒になる。
お前救急車に乗っておいてタダで逃げる気か!この国賊め!(笑)ってね
まぁ 知らない人も多いから よく揉めてる何とも中国らしい光景だ
しかし、世界には救急車が有料という国は他にもある
アメリカやシンガポールやドバイも条件はあるが基本有料だ
他にも探せば あると思う
意外と外国で暮らす上で、医療事情は行くまで知らない事が多い
というか自分が病院にお世話にならないと分からないという感じだ。
そもそも、ケガや病気になる事を想定して暮らしていないから。
そして外国で病院に行き治療を受けるのは、なんだかすごく不安。
ちゃんと直してる?手を抜いてない?臓器 勝手に取られてない?
だから病院とか どんな事でもなるべく行きたくないので
外国で仕事をして暮らすという事になると
必要以上に無茶な事を避けたがる。
特に変なものを食べて食あたりとかは絶対に嫌だ!
勇気を出して変な物を食べるとかに挑戦!なんて1mmも思わない(笑)
そんな武勇伝より明日を無事に暮らしたい。とにかく無事に過ごしたい。
ちょっとしたリスク回避術も身に着けながら生活をするスキルが必要だ。
中国の場合 大抵 炒める、揚げる、蒸す、焼くというように火を使うので菌はかなりの確率で死んでいる。流石中華料理。生で食べるとヤバイから そういう事が自然に料理に現れているのかもしれない。
食中毒になるのは生ものに残る菌だから
意外と中国人より日本人の方が食中毒になるリスクが高い。
だから衛生にも厳しい国が日本。炒めてるから大丈夫と思ってる中国人
アジア全般で生物をパクパク食べるのは意外と危険でよく鮮度や食材の質をみてなと、食あたりになる危険性があるので要注意が必要だ。
食あたりだけでも気をつかい、怪我や病気になり病院にお世話にならないようにと何かと注意して行動を考える事がある。
外国で暮らすという事は 怪我や病気を避ける行動が大事
だって 僕は外国で病院に絶対に行きたくない!しかも ここは中国(笑)
だけど過去には
数回お世話になり助けてもらった中国の病院で見た光景話を、
またいつか書いてみたい。