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中国人民の大好物 火鍋

おはようございます。中国で鍋と言えば       

そう火鍋(ひなべ) です

中国にも色んな鍋料理があります。

四川省で生まれ成都市や重慶市など本場とされる火鍋料理        中国全土に広がり上海でも沢山の本場火鍋と題して沢山のお店がしのぎを削ってます。

火鍋も年々クオリティーがUPしてるんです。実は!

店の雰囲気にも色んな工夫がある店も増えて僕らを楽しませてくれます。

でも美味しい店は それなりに人気があり並ばないと食べれません。   5時を過ぎると並ばないと入れないほど並ぶ人気の火鍋店も多い。

今回紹介する店も 人気店の一つです。

百年譚鴨血 鴨血火鍋先行者

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5時半に行けば もうこの人でした。結構並んでる。あと30分早くいけばよかったと後悔する。

でも もう火鍋が食べたい僕は並ぶしかない。

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頑張つて並ぶことにした。厳しい客足の状況でも人気店には関係ない様子。

店の雰囲気もいい感じ。中華風に装飾され汚い火鍋屋ではなく綺麗な店内

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そして注文は全てスマホから。

なんとリアルメニューはない。

ここが今の中国らしい経営スタイル。メニューのない店は        いまや珍しくない。スマホから注文するので店員がわざわざ聞きに来ない。店員はおかたずけと持ってくるだけだ。

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テーブルにあるQRコードを読み取り注文から決済まで完了できるシステム

スマホ持ってないと食べに来れない。というと日本では信じれないかもしれないが今の中国では社会人でスマホ持ってない人は ほぼ居ない。    しかも電子決済してない人を探すのは困難。

若い人から老人までスマホで決済している現実。

コストダウンできる部分は積極的に取り入れITを取り入れ飲食業界でも進化。3~4年前は珍しかったが今では多くの店で取り入れてる。

現金禁止の店もあるくらい。というか現金で支払いできない店 全てスマホで決済するしか支払い方法がない。だからといって文句もでない。    普通に皆食べたいなら通う。

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最近の火鍋は安全です。使いまわしじゃないよ!と           アピールする為に出汁を入れるところから演出として見せてくれます。いきなり完成した火鍋をもってきては、これ誰かの食べ残しじゃないのか!! と色々過去に問題あったり変な油つかってるんだろ!とか・・・(笑)

そんな事を言わせない為に火鍋屋も具を入れて出汁を目の前でいれて煮込む演出!なんだか逆に美味しそうで安心して食べれます。

今まで安心して食べれてないんかい!と突っ込みたくなりますが・・・

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火鍋がぐつぐつ煮えるまでに作らないといけないのが付けて食べるタレです。これが中国の火鍋の楽しみの一つでもあります。          自分で好みに合わせてチョイスして量も自分で好きなだけ入れれます。  色んな豊富なタレ具材があります。                  ごま油やニンニクやパクチーやら色々

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3種類くらいのタレを混ぜオリジナルを作ります。それにニンニク、ごま入れて最後にパクチー山盛りパクチー祭りにして仕上げます。

このパクチーが好きか嫌いかで火鍋の楽しみ方も随分変わりますよ。   パクチー苦手な人は こんな大量のパクチー食べたら死ぬ!と思うかもしれませんね。僕も昔はそうでした。                   でもパクチーの美味しさにハマると逆に定期的に食べたくなる癖になる美味しさです。

火鍋には欠かせない物になりました。                 特にごま油と塩、味の素とパクチーはよく合うなと思います

いっても火鍋は辛いのでパクチーで胃の中で中和してる部分もあるかと思います。

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いつも頼むのがウズラのピリ辛煮込み。これが美味!ビールによくあうんです。火鍋が出来るまでの楽しみです

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そうこうしてるうちに火鍋がグツグツ煮えくる こんなに唐辛子たっぷり!しかし本場の重慶とかいくと こんな比じゃない。マジでからい!

まだこれは辛くない方です。うま味もちゃんとあり上海人に食べれる辛さ。初めて食べる人は辛いと思うけど意外と食べれる。

しかも癖になる辛さ。激辛ではないです。

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ちなみに唐辛子は中国人も食べません。

出汁をとる一部でもこの赤さがなんだか食をそそります。        パワーが出てきます。                        人民のパワーの源な気がします。

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このお店で僕が一番おすすめしたのは 実はチャーハンです。

火鍋屋に来て何気に頼んだチャーハンが実はメチャメチャ美味しかったんです。これぞTHE王道キングオブ チャーハンの中のチャーハン!です。

至ってノーマルだけど 最高のチャーハンです。

チャーハン=炒飯 は中国では                    代表的なのは揚州炒飯(ようしゅうやきめし)

揚州炒飯は厳密にいえば7種類の具材で構成されてるらしく、7種類じゃないと偽物だーーー!という揚州人(笑)

各地に色んな炒飯があるが揚州炒飯がもっとも有名だ。         この火鍋屋で食べれる炒飯は凄くシンプルなもので7種類も具材はない。 卵とネギと塩加減 これだけ。しかし抜群に美味しいのた。

最後のシメのデザートがある。火鍋は日本のようにうどんや雑炊といった鍋のシメ的な楽しみがない。そこは残念だけど中国人はデザートを食べる習慣があるようだ。

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甘い氷水の上にピーナツ、小豆、干しブドウ、果物、お餅とか が入り混ぜて食べる。口の中が冷やっとなり辛い料理を食べた最後にお口直しになる。 デザートも人気でした

そしてこの火鍋 辛いんだけど絶タイに癖になる・・・         やめられない辛さです。

冬になればよく通うし色んな火鍋を食べてる気がする。しかも中国人は夏でも火鍋沢山たべるんです。

暑けりゃ暑いで汗かきながら なんか体力付く気がするし寒い冬は体が温まるし 本当に1年中 火鍋が大好きな人民です。

バリエーションや具材なんて毎回似たようなもんだけど それでも食べてしまう。。。それが火鍋です。

日本で食べた火鍋は やはり日本人向けにカスタムされてる店が多い   それはそれで日本人向けに美味しくなってる。             

でも本場で食べる火鍋とは少し違う。

中華街の中華が中華料理じゃないように日本食として もう多くのアレンジがあり試行錯誤されて日本人向けに調理されている。          それは日本人の得意な工夫や探求心だとおもう。

中国に来たら1度は食べてほしい 本場の火鍋。

ただし行く店によつてはピンキリあるので中国人に人気店に行く事!正直言って 観光本にも記載されてないので外国人が自分たちで調べて観光客で来くる事は少ない。そして今日この店に来た日本人は僕一人だけかも・・・ と思いながら食べてる。

ローカル人気火鍋店を味わってほしいと思うから日本から友人が来たら僕は必ず ローカルで人気な火鍋店に連れて行く。雰囲気や唐辛子の多さやでも味の深みや 賑わいに 満足した時間を過ごし 

食は中華にあり!を少し体験する。

中華料理がまずい!と思ってる観光で来た人がいたら 運悪く美味しくない店に行ってしまったという事。ローカルで人気の店は それなりに理由があり美味しい店が多い。どこの国でも。

しかし中々 本にのらないし 日本語検索で見つけれない・・・

僕のC級グルメの旅は続く

中国の食って面白いな~

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