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リベンジダイエット~健康体への軌跡㉞

食事の見た目とイメージに騙されるな!


こんにちは
ケンゴです、

ダイエット中の食事の管理調整の中で、この料理はカロリーが高い、この料理は健康に良いなど料理の見た目とイメージで何となくそう思っていることはないでしょうか。

特に外食時は、最近ではメニューにカロリーや栄養分の数値表示がされているお店もありますが、基本的にはそういったものはなく、自身の経験値や、見た目やイメージで食べるものを決めてしまうことは多いかと思います。

例えば、和食はあっさりしてカロリーも低いから、ダイエット中の最適なメニューであるとイメージしている方は少なくはないと思います。

しかし、よくよく分析してみると摂取カロリーは高いけど実は、脂肪細胞に貯蔵される中性脂肪の量は考えているよりも少ないとか、逆に見た目はあっさりしているが、糖質を多く摂取しているなんてことがあったりします。

では、

一体なぜ我々の見た目やイメージと異なることが起きているのでしょうか。

実際どのように我々が食べるものを分析していけば良いのでしょうか。

最初に認識しなければならないこと

*体脂肪を生産し、それを脂肪細胞に貯蔵することに関わっているホルモンは「インスリン」のみしか存在しない。
*インスリンが過剰分泌されなければ体脂肪も必要以上に生産、貯蔵されることはない
*インスリンの過剰分泌をつくりだす栄養素は糖質のみ
*インスリンの過剰分泌は食後の血糖値が急上昇した場合

上記から、糖質を摂取しなければインスリンの分泌は、急上昇しないのではないかとう声が聞こえてきそうですが、糖質は我々体内のエネルギーの源になる役割もありますので、摂取量を0にすると体調を崩したり、痩せにくい体になってしまう可能性が非常に高くなります。

食事の際に意識すべき大事な事

*食べる順番を意識する
食物繊維⇒タンパク質・脂質
⇒糖質の順番が望ましい
・食物繊維やタンパク質を糖質よりも先に摂取することで、糖質の吸収を緩やかにしてくれる→血糖値の急上昇を防いでくれる

*食材単位で血糖値の上昇度合いの数値(GI値)が低いものを可能な限り選択していく
・GI値の低い食材を選択して摂取することで、
 血糖値の上昇度合いを下げてくれる→過剰な
 インスリン分泌を防ぎ、大量の体脂肪の生産・
 貯蔵を防いでいくことが可能になる。

例えば、代表的な和食の煮物ですが、
*煮物に使用される一般的な調味料は、醤油・砂糖・みりん・酒・だし汁ですが、この調味料のほとんどが糖質を多く含んでいる
*使用する具材は、人参・芋類・かぼちゃなど糖質が多く、GI値も高いものが多い

つまり、見た目はあっさりで、カロリーもさほど高くはないですが、実は血糖値の上昇を招く=インスリン分泌量が増える=体脂肪増えるという構図が出来上がってしまうものになります

もう1つ例にあげると

ペペロンチーノとカルボラーナ
(麺とオリーブオイルは同量)
麺の量は同じ(糖質の量は同じ)場合

見た目的にはペペロンチーノの方が太りにくいと思いがちですが、麺以外の食材がほぼオリーブオイルしかないペペロンチーノに比べ、生クリーム、卵、ベーコンなどのタンパク質・脂質食材が麺を分厚くコーティングされたカルボナーラは、麺(糖質)の吸収を遅らせてインスリンの分泌を抑えられることで体脂肪の生産量も低くなるので、カルボナーラの方が、カロリーは高いですが、太りにくいのはカルボナーラということになります。

血糖値の急激な上昇により、インスリンが大量に分泌されなければ、肥満へ繋がるような大量の体脂肪が生産されることはない為、食後血糖値の上昇をコントロールすることが大切になってきます。

ダイエット開始時はここまで気にせず、食事の摂取量とバランスを重点的に見ていけば良いと思いますが、停滞期が訪れた場合などは、摂取している食事の内容を見直してみることでダイエットに加速がかかる場合があるので、食事内容を分析してみると良いかと思います。

つづく

幸永 健吾







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