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『けん玉じゃなくても』との戦い
けん玉が楽しくなると、人にそれを伝えたくなります。熱く語っているそんな時、冷や水を浴びせられる瞬間があります。それが今回のお題。
子供の集中力向上や、室内での手軽な運動、高齢者のフレイル予防にと、けん玉を人にオススメする理由は沢山あるのですか、、
『あえてけん玉?なぜ?』と尋ねられます。これは率直な質問なのでしょうが、けん玉フリークには意外と明確な答えが無い部分だったりします。
玩具、スポーツ、アクティビティ。けん玉に代わるモノは沢山あるのは事実です。
そんな時、私は最近、このように答えています。
楽しいことは沢山ある時代。成功体験や集中力向上も、けん玉じゃなくてもできるでしょう。私もそう思います。
そんな私が、それでもけん玉を勧める理由は、褒められる喜びと、褒めるチカラを養えるコミュニケーションツールとしての価値は、唯一無二だと信じているからです。
小学生が同級生に、自然と「がんばれ」とか「惜しい!もう少し!」と声をかける。その姿を見るだけでも成長を感じませんか?
けん玉体験会に来た一期一会の大人同士が、褒め合い、励まし合うのです。職場で個人的に褒められるハードルの高さはなかなかだと思います。本来、人を褒めるってそういうものだと思います。
「けん玉」を通じ、瞬間の動作にも励ましや褒め合いがはじまる。前向きになろうとするコミュニケーションが生まれる。お互い成功したいし、させたい。こんな素晴らしい空間が醸成できることが魅力です。と説明します。
そう。実はひとりでするものじゃないのです。けん玉って。
SNSでもリアルでも、けん玉の楽しさはコミュニケーションから始まることを今後も伝えたいですね。