逆流性食道炎がみるみる改善する海藻(かいそう)のウルトラパワー。
こんにちは、ハレルヤです。
今回は、海藻に秘められたウルトラパワーのお話です。
皆さん、海藻って好きですか?
海藻というと、もずく酢などが美味しいですよね。
実は、海藻って中国では不老長寿の薬として3000年以上前から重宝されており、日本でも海藻を多く食べる地域は長寿者が多いといいます。
昆布やわかめを水に浸した時に出るヌルッとしたヌメリ成分には様々な働きがあることが分かっています。
そのヌメリはアルギン酸とフコダインという多糖類と、ごく微量のタンパク質とミネラルから出来ています。
アルギン酸は酸性の物質で水に溶けやすく食物繊維も豊富です。
食物繊維は消化されにくく体内から様々な不用物とともに排泄されるという特徴を持ってます。
さらに、ミネラルと結合しやすい性質のため、有用なミネラルを運び、不要なミネラルを体外に排出するという特徴を持っています。
また、アルギン酸から出来ているアルギン酸ナトリウムは粘膜を保護する働きがあり、胃炎、十二指腸潰瘍の治療にも使用されています。
さらに、弱った胃の粘膜に直接作用して、粘膜を保護する働きもします。
さらにさらに、アルギン酸ナトリウムは食物繊維ですからコレステロールを包み込んで体外へと排出してくれます。
その時、血中コレステロールが原料の胆汁酸も排出してくれるので新しい胆汁酸を作るためにコレステロールの消費が活発になります。
つまり、胆汁酸を生産するために、コレステロールがどんどん使われて減っていくという訳です。
また、アルギン酸は高血圧を引き起こす塩分とも結合しそれを体外に排出する働きもあるので、血圧を下げる働きもあります。
コレステロールが高いと動脈硬化が進みそこから先は血液が十分に供給されなくなります。
その状態が心臓に起こると心筋梗塞や虚心症になったり、脳で起こると脳梗塞になります。
その様な恐ろしい病気を予防してくれるのが、アルギン酸なのです。
その他のアルギン酸の効能
食物繊維の効能で便通が良くなる
身体に有用なビフィズス菌を増加させる
整腸作用があるので大腸癌の予防になる
肥満を防ぐ
ミネラルを小腸から吸収しやすくする
皮膚の再生効果がある
アルギン酸は生活習慣病の救世主と言えるかもしれません。
なので、生活習慣病を治したいと思っている人は、海藻を中心に食生活を正していくのをお勧めします。
今回は以上です。