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僕の人生”にも”事件が起きない


最近、サンボマスターさんの「できっこないを やらなくちゃ」を聞くのですが、すごく勇気をもらいます。


仕事前に聞くと、今日も1日がんばるぞー!ってなり、ネガティブな気持ちがどこにいくので不思議です。


みなさんは朝、必ず聞く曲などはありますか?


さて、今回紹介する本は、ハライチの岩井勇気さんが書かれた「僕の人生には事件が起きない」です。

段ボール箱をカッターで一心不乱に切り刻んだかと思えば、
組み立て式の棚は完成できぬまま放置。
「食べログ」低評価店の惨状に驚愕しつつ、
歯医者の予約はことごとく忘れ、
野球場で予想外のアクシデントに遭遇する……。
事件が起きないはずの「ありふれた人生」に何かが起こる。


ぼくが思うこの本の魅力的なところは

「生産性」のないところです。


なんとなくエッセイは

・何か自分の人生の役に立つもの

・自分を奮い立たせてくれるもの

であるとぼく自身は思っていました。


しかし、岩井さんのこの本は

いい意味で「退屈」

いい意味で「役に立たない」

そうであるのに

読むのをやめることができず、ついついニヤけてしまいます。


この本は、岩井さんからの視点で、ただ日常を描いているだけです。

・あんかけラーメンの汁を水筒に入れ、外で飲むと、非日常感を味わうことができるため興奮した話

・ムンクの叫びを何回も見るために、何回も並び直している光景がアイドルの握手会に似ていたという話

この二つの内容だけでも、すごくおもしろそうじゃないですか?



本書の中で、岩井さんは言います

僕の人生には事件が起きない。が、それと同じように皆さんの人生にもそんな事件は起きていない。だから、普通に生活している日常を面白がりたい。視点を少し変えるだけで全然違うように見えたりもする


「最近起きた事件を教えてください!」

って言われても答えられない人が多数で、結局のところ平坦な道を進んでいると思います。


だからといって、人生がつまらないというわけではなく、その普通の日常の見方を少し変化させるだけで面白くなるのではないかということです。


是非、この本を読んで、岩井さんの「事件のない日々」を楽しみでみてはいかがでしょうか?


#最近新作を出したらしい

#タイトルは

#「どうやら僕の日常生活は間違っている」

#え、

#岩井さんの日常が間違ってるの?

#気になる〜

#明日買いに行きます!

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2021年10月15日 けんぼーい




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