「綺麗だね」は魔法のコスメ
人はみな彼のことを「愛の哲学者」と呼ぶ。
妻を愛し、愛された男の、バカバカしくも参考になる本である。
きっと、あなたもニヤけながらページをめくることだろう。
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今回紹介する本は、アルコ&ピース平子祐希さんの「今日も嫁を口説こうか」です。
その男の愛し方は“バカバカしいが、どこか本能にひっかかる”。付き合いたての高校2年生カップルの熱量を16年間キープする、夫婦愛の秘密とは。
いまだかつて、こんな本を読んだことがなく、こんなにも愛情を真っ直ぐに伝えられる人は平子さんしかいないと思わせてくれました。
男性が読んだら、
「そんなん恥ずかしくてできないよ」と感じ、
女性が読んだら、
「平子さん、かっこよすぎる」となると思います。
男女ともに、必読書で、価値観が変わるかもしれません。
これから2回にわたって、ぼくが興味深かった箇所を紹介していきたいと思います。
それではやっていきましょう!
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① 言葉はダサければダサいほどいい
言葉はダサければダサいほど「ただ伝えたい」という純な気持ちが浮き彫りになる。照れずに言える言葉になど色気は伴わない。
「大好きだよ」
「いっぱい可愛いよ」
「綺麗だね」
これらの言葉は、口に出しにくいですし、素直に言える人は稀だと思います。
「言葉にしなくても伝わるのが愛情でしょう」
と言う人は腰の重い男の怠惰であると平子先生はおっしゃっています。
照れて発した言葉には、無駄な成分が含まれておらず、ストレートに相手に伝わります。
ストレートに伝わっている分、言われた方が嬉しいというのは想像するに易しいです。
「綺麗だね」は、どれだけ高級な化粧品にもかなわない魔法のコスメだ。
わたくしけんぼーい、すごく勉強になりました。
2021年9月22日 けんぼーい