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2019年に12月に公開されたスニーカーニュースまとめ
2019年1月からまとめはじめたスニーカーニュース12月分!
例によってオフィシャルのリリース日ではなく、わたしがSNS等でアップしたタイミングで区切っていますので悪しからず。
#TheSalvages #Manifesto #Sneaker 。 #ザサヴェジーズ の #マニフェスト #スニーカー 。最新のコレクション #Deconstructivism からの一足ということで、そのコンセプトを体現したかのような脱構築っぷり。幾重にも重なるレイヤーが上下に入れ替うアッパーに、いろんな種類のソールが連なったソール。 pic.twitter.com/c2Ok3lUBNz
— 足下研 / スニーカー文化研究家 (@KenAshimoto) December 2, 2019
特にソールの切り貼り感の再現の仕方がすごい。 シャンクのように真ん中に一本柱を立てて、その周りをカバーするように4つ異なるデザインのソールパーツをハメていっている。 すごい脱構築っぷり。
#MOONSTAR #810s #CAF 。 #ムーンスター の新たなプロダクトライン #エイトテンス から #カフ 。このプロダクトラインいいなぁとおもったのが、いろんな作業用の靴を日常使いにできるようにしてるところ。それこそ学生靴からナースシューズ、キッチンシューズなどがそれぞれシンプルに日常的に履ける。 pic.twitter.com/IKQzAu7zsH
— 足下研 / スニーカー文化研究家 (@KenAshimoto) December 2, 2019
まずこの企画の目の付け所がすばらしい。 機能性のある靴をカジュアルにとか、スニーカーに機能性をみたいなことではなく、使用されているシーンとかから日常とリンクさせていったラインナップが、企画が本当にすばらしいなと。
#032c と #adidas の #FYWS97Salvation 。 #ゼロスリーツーシー と #アディダス の新作コラボ #フィーツーウェアS97サルベーション 。ベースとなった靴から結構印象が変わったな、とおもったらタンがアッパーの上に配されその上をレースが大きく交差されているようになった。印象の変えかたが上手い。 pic.twitter.com/HUvBeNBMZs
— 足下研 / スニーカー文化研究家 (@KenAshimoto) December 3, 2019
レースの通し方ひとつ、タンの取り付け位置ひとつ、もっというとスニーカーのレイヤーの前後が入れ替わるだけで印象が大きく異なるスニーカー。 その特性をうまく利用した印象変え。
#Dior と #Nike の #AirJordan1 High OG。説明するのも野暮なほどのビッグネームコラボ #ディオール と #ナイキ の #エアジョーダン1 。取り上げなくてもいいかなーと見てたんですが、驚きのディティールがあったので言っておきたい。「コバ塗ってる!!」。革靴かよ!革はカーフだそう。イタリア製。 pic.twitter.com/5dXWg2K34B
— 足下研 / スニーカー文化研究家 (@KenAshimoto) December 5, 2019
ビッグメゾンとスポーツメーカーのコラボがつづいている。 ただ、このコラボはクオリティにおいてもコラボクオリティというか、本当靴の作り方が革靴!なのに見た目はスニーカー。ってほんとうに贅沢なレベルなクオリティ。
#Balenciaga #Tyrex 。近年の #スニーカー トレンドを生み出しているブランドのひとつ #バレンシアガ の #タイレックス 。TripleSで見せたレイヤーの重なり合いで構成されたアッパーが、今回はスッとしたシルエットに載せられている。アッパーに合わせてオーガニックに重ねられるソールのレイヤー感。 pic.twitter.com/QqGyWOffP3
— 足下研 / スニーカー文化研究家 (@KenAshimoto) December 7, 2019
90年代のSFチックなデザイン感から出てきたようなデザイン。 オーガニックフォルムが行き着くとこまでいって、それ自体か加飾にいったような。 このデザインを今やれるのがすごい。 特に形に意味もなさそうなのに、単純にカッコいいのが尚すごい。
#DJClarkKent と #Serta の #iC1 。 #サータ ってマットレスの会社じゃ?とおもったら、そのクッションに使ってる素材を生かして #スニーカー をつくってしまった模様。しかもそのためにガチのスニーカーヘッズ DJ #クラークケント とコラボして。カラーリングは同マットレスブランドのカラーリング。 pic.twitter.com/B7faDMpCHB
— 足下研 / スニーカー文化研究家 (@KenAshimoto) December 7, 2019
これもめずらしい企画。 マットレスの会社が靴を作る、そのマットの機能性を入れて。というのが、意外と思いつきそうなのになかなかなかった。 マットレスがスニーカーにいい効果をもたらすかは別として、スニーカーをつくろうといって、「わかっているひと」を連れてくる当たりに本気度を感じる。
#HANON と #PadmoreandBarnes の #Willow 。また #パドモアアンドバーンズ のコラボだ。 #ハノン と #ウィロウ を。クレープソールにスエードアッパーが特徴的な手縫いのステッチで全周彩られている。履き口だけアクセントに銀付きの革で縁取り、渋い印象に。クラークスよりオーセンティックに見える。 pic.twitter.com/IHb9NgtcyP
— 足下研 / スニーカー文化研究家 (@KenAshimoto) December 7, 2019
なんだろう、急にパドモアアンドバーンズのコラボが続いている。 ハノンとのコラボによってオーセンティックなのにカジュアルな見た目に。
#reebok #metreon 。 #リーボック #メトレオン 。随分分厚いミッドソールだこと。踵部分は半分以上アッパーが埋まっている。アッパー自体は普通のリーボックっぽいけど、ソールの存在感が異様。素材が #フロートライドフォーム #Floatridefoam という新しい素材らしいけど、どんな感触なんだろうか?🤔 pic.twitter.com/t2rhivmPS5
— 足下研 / スニーカー文化研究家 (@KenAshimoto) December 7, 2019
#Nike #AirZoomSuperRep 。 #ナイキ #エアズームスーパーレップ 。たまにナイキが女性向けのアイテムで冒険することがあるけど、今回のそれ。とにかくバランスがすごい。2分割されたソールユニットのディティールの粗密が極端。またアッパーも大きなオーガニックフォルムでレイヤーがかってて未来的。 pic.twitter.com/Bre40BYAOs
— 足下研 / スニーカー文化研究家 (@KenAshimoto) December 11, 2019
ズームのウィメンズ向けとしては結構冒険しているデザインだとおもう。 これまでの感覚で言ったらメンズの感じのソールデザイン。 ただし、分割とヒールアップはウィメンズっぽいという不思議なバランス。
#Converse #Chuck70 #Surplus 。 #コンバース #チャック70 #サープラス 。アッパーがヌバック仕様なだけでなく、アイレットがすこし大きくマットに仕上がっていたり、内側のロゴがエンボスだけにしてあったり、紐が最近よく見るクルクル仕様だったり。こういうのこそ日本でやってほしいんだけどな。 pic.twitter.com/DuksbuwgbV
— 足下研 / スニーカー文化研究家 (@KenAshimoto) December 12, 2019
#Timberland #Crib #Bootie #Infant 。 #ティンバーランド の #クリブ #ブーツ #インファント 。0〜1歳あたりのお子さん向けの靴の選択肢が異様に増えているような気がするんだけど、かわいいものばかりでホッコリする☺️帽子とセットになってるんだけど、尚かわいい。ただ本革はちょっとどうかな?🤔 pic.twitter.com/mnRhoXSbSA
— 足下研 / スニーカー文化研究家 (@KenAshimoto) December 12, 2019
キッズシューズのラインナップがどんどん増えているのはとてもいいことだとおもう一方で、キッズシューズに求められる機能性や避けるべき素材とかがすっ飛ばされているのが気になる。 特にこのくらいの年代のおこさんの靴に関しては、見た目だけで選ばないでほしい。。。
#UniformStandard #SERIES6 。 #ユニフォームスタンダード #シリーズ6 。また新たなクリーンスニーカーの選択肢が。。。しかもサステナブル。ユニフォームスタンダードは2018にスタートしたイギリスのブランド。近年はイギリスからあらたな動きがなかった気がするから、結構珍しいケースかも。 pic.twitter.com/zCONU8fv00
— 足下研 / スニーカー文化研究家 (@KenAshimoto) December 13, 2019
個人的には知らなかったのだけど、 #ハワイ でも靴つくってるんだなぁ。 #OluKai の #Boots 。 #オルカイ はハワイの、元々はサンダルをつくっていたブランド。最近は #ブーツ などもつくっている模様。しかも水辺で履ける仕様というのもまた。ブランド名の #Olu が快適、 #Kai が海という意味らしい。 pic.twitter.com/lloNIqGSOq
— 足下研 / スニーカー文化研究家 (@KenAshimoto) December 13, 2019
ハワイでも靴作ってるんだ!?という新鮮な驚きがすごかったです。 これだから掘るのがやめられない。 更にローカリズムというか、その土地の特徴が靴に現れているを見つけると尚更。
#RickOwens #Tecuatl Tractor #Sneakers 。最近フィッティングを調整するためだけのレースだけではなく、装飾的な意味合いでレースを多用するブランドが増えてるけど、これはもう最初からデザインというか構造体に入れ込んでるよね、というレベルの #リックオウエンス の #スニーカー 。透明人間感。 pic.twitter.com/HtM17pJZU3
— 足下研 / スニーカー文化研究家 (@KenAshimoto) December 13, 2019
#AcneStudios Buzz #Mesh Low-Top #Sneakers 。 #アクネストゥディオズ バズ #メッシュ ロートップ #スニーカー 。急にグッとロープロファイルになったな💦この辺のブランドがロープロファイルに触れてくるということは、いよいよ来年はロープロファイルな年になってくるのではないかと思う。振れ幅。 pic.twitter.com/PLLtPqj5uB
— 足下研 / スニーカー文化研究家 (@KenAshimoto) December 16, 2019
バレンシアガ、アクネストゥディオズあたりの、近年スニーカートレンドを動かしているところが軒並みロープロファイルに触れている。 2020年代はロープロファイルの年になりそう。
#Vetements #Anatomic #FlipFlops 。 #ヴェトモン #アナトミック #フリップフロップ 。印象というのは微かな差異でも違和感があればフックとなり得る。つま先が指の形になっているとそれだけで気になってしまった。この時期のリリースということはバケーション向けか。こちらは冬でもどこかは夏。 pic.twitter.com/qoQXfrkTBi
— 足下研 / スニーカー文化研究家 (@KenAshimoto) December 16, 2019
#adidas #ConsortiumRunnerV24D 。 #アディダス #コンソーシアムランナーV24D 。 4Dはどちらかというと引いていくデザインの方向に展開していたけど、ここに来て足していくデザインにシフトした。NOSEWの補強の上から刺繍、踵には凸のパッド、ハトメの下にテープ。加えてものすごいアシンメトリー。 pic.twitter.com/tpJHpDZwTU
— 足下研 / スニーカー文化研究家 (@KenAshimoto) December 17, 2019
4Dにまつわるデザインはそのままオートメーションの先を占うことに繋がると考えている。 スピードファクトリーの封鎖のニュースでフレキシビリティの重要性が露呈し、そのあとに出てきたデザインがシンプルから一気に足していく方向に触れている。 興味深い傾向。
#Vibram と #MercerAmsterdam の #Racer #Sneaker 。 #ビブラム と #マーサーアムステルダム の #レーサー #スニーカー 。 #マーサー ってこんな感じだったっけ?と思うくらい結構違うテイストに振ってきた。オーセンティックなランニングシルエットをモダンなパターンで展開する不思議なバランス。 pic.twitter.com/pQ0fdn7PkA
— 足下研 / スニーカー文化研究家 (@KenAshimoto) December 17, 2019
急にブランドの印象と異なるプロダクトが出てくるのも一長一短だなとおもったケース。 ブランドが認知されていばうれしい展開だけど、ブランドがそもそも認知されていなければ印象の分散が起きる。 タイミングとやりかたが難しいところ。
#adidas と #PharrellWilliams の #PharrellWilliams4D 。 #アディダス と #ファレルウィリアムス の #ファレルウィリアムス4D 。ながらくアディダスとコラボをつづけていた #ファレル が遂に靴に名前を冠されるようになった。ポップアイコンとして靴の名前になるケースって、もしかしてはじめて?🤔 pic.twitter.com/s9KZPm2DJa
— 足下研 / スニーカー文化研究家 (@KenAshimoto) December 18, 2019
#Suicoke と #Vibram の #ToeShoes 。 #スイコック が #ビブラム の #ファイブフィンガーズ をリメイクした #トゥシューズ 。 #FiveFingers といえばその特徴から最も醜い靴の名を冠されてしまった経緯があるけれども、これは良いのでは?過度なディティールをなくし、シンプルに。これなら履ける! pic.twitter.com/sMNbSo2BGI
— 足下研 / スニーカー文化研究家 (@KenAshimoto) December 18, 2019
ずっと興味はあったのだけど、どうしてもデザイン的に履けなかったファイブフィンガーズ。 これだったら履けそう。
#PUMA #ActiveGamingFootwear #Sock for #eSports Players。 #プーマ も #eスポーツ に参入! #アクティブゲーミングフットウェア はシンプルな #ソック 状態のアッパーに、薄いラバーソールを貼ったアクアソックのようなデザイン。踵の巻き上げとか、地味にレースゲーム的なものにも対応してそう。 pic.twitter.com/HutpVBfbKd
— 足下研 / スニーカー文化研究家 (@KenAshimoto) December 19, 2019
プーマはもともとアクアソックも結構売っていたから、この展開は結構納得というか、転用できるじゃん!とおもったんだろうな。。。 これがどう受け入れられるか。。。
#CLEMENS #GURE01 。 #クレメンス という #スニーカー ブランドがローンチされた模様。スポーツブランドで #シューズ のデザイン・設計に携わっていた方々が独立されて立ち上げられたそう。たしかにディティールやカラー、素材使いの隅々に名作へのオマージュを感じる。スニーカー的シズル感がすごい。 pic.twitter.com/K5SkbqXYoS
— 足下研 / スニーカー文化研究家 (@KenAshimoto) December 20, 2019
あたらしいブランドは常に追っていきたい。 特にファッション的にスタートしたものではなく、スニーカーの文化を踏まえて練り上げられたものは尚更。 クレメンスは後者。 追っていきたい。
#嵯峨乃や #ゲタル 。 #下駄 #ゲタ と #サンダル で #ゲタル なのだそう。これは珍しい。親指だけでなく、五本指に掛かるように鼻緒が配されている。履物は五本指が独立しててほしい、五本指ソックスとかが好きなひととかにいいのでは。そして形や素材は非常にオーセンティック。 #GETALS pic.twitter.com/oqURtZ8SDd
— 足下研 / スニーカー文化研究家 (@KenAshimoto) December 23, 2019
個人的にふつうの鼻緒型が足に合わず親指が痛くなってしまうので、これはぜひ一度試してみたい。。。
#Nike #AirStreakLite 。 #ナイキ #エアストリークライト 。どうも日本の薄底好きのニュアンスが強いなぁとおもったら、1995年にナイキの日本人チームによってつくられたものの復刻らしい。印象で結構わかるものだな。。。今回は踵に更に富士山のグラフィックが載って、より日本を強調したかたちに。 pic.twitter.com/91ZLQALeVp
— 足下研 / スニーカー文化研究家 (@KenAshimoto) December 23, 2019
特にカラーリングも結構いまのナイキっぽくないというか、かといってどんなカラーリングなんだと言われても結構難しいところが、本当にこの靴の特徴をつくっているなと。
#blueover #MINN 。おお!これはほしいぞ!たしかに冬履ける #サンダル ってなかなかないし、いいものもあまりない。かわいいのに無骨、オーセンティックなのにカジュアルというこのバランス感。しかもこの色だったら革をいい感じに育てていけそう。見た目より軽そうなソールも◎ #ブルーオーバー pic.twitter.com/0rCuihKKFG
— 足下研 / スニーカー文化研究家 (@KenAshimoto) December 24, 2019
もう単純に「ほしい」のひとこと。
#Nike #AirMax90Slide 。 #ナイキ の #エアマックス90 がスライド #サンダル に!上手い具合に #AirMax90 の特徴を残してあって、パッと見でそれとわかるのがすごい。特にスウッシュの処理が。フットベッドはルナロンのようなので、やわらかい足当たりになりそう。これもちょっとほしいかも。。。 pic.twitter.com/OnBlhW4zgd
— 足下研 / スニーカー文化研究家 (@KenAshimoto) December 24, 2019
#andwander と #SALOMON の #AMPHIBBOLD 。 #アンドワンダー と #サロモン の #アンフィブボールド 。まだ2回目だけどぜんぜん外さないな〜、このコラボ!and wanderのバッグのイメージが強い、白、グレー、透明、再帰反射が #靴 のうえでミックスされている。 #Quicklace で簡単に脱ぎ履きできる。 pic.twitter.com/8nVgxAaMMc
— 足下研 / スニーカー文化研究家 (@KenAshimoto) December 25, 2019
#SALONadametrope と #HARUTA の #HARUTAforSALON #loafer 。 #サロンアダムエロペ と #ハルタ のコラボは春の色合いの #ローファー 。以前秋色も出ていたと思うのですが、春色になってもっと華やかに新鮮に見える。ローファーとはいえ、スエードなので履き心地が印象的にもやわらかそう。かわいい。 pic.twitter.com/RqoB2DP0H7
— 足下研 / スニーカー文化研究家 (@KenAshimoto) December 28, 2019
秋色では取り上げなかったけど、この春色のラインナップが本当にすばらしい。。。 あとビジュアルもすばらしい。。。 かわいい。。。
あたらしいブランドや、あたらしい国からとか、あたらしい切り口からとか、とにかくあたらしい面がでてきた12月でした。 来年の流れを占う結構おおきな変動がおきたようにおもいます。 ここで取り上げた未来のタネは来年も要経過観測ですね。
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