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日々の小さな習慣の重要さ

 ヨーロッパで仕事をはじめてから続けていることはひとつある。それはワークアウト、筋トレだ。
 もともと身長も低めで、中学生から小太りっていう感じで運動も好きじゃなければ勉強も好きじゃない。
 でも中学生で小説を好きになり、最近では読む冊数こそだいぶ減ったものの、おそらく平均の同年代に比べれば読んでいるほうだと思う。
 海外に行ったことで小説には気軽にアクセスできないため、ちょっと遠ざかってしまったが、代わりにと言ってはあれだが、筋トレをはじめた。
 ここ数年筋トレが流行っているイメージがあるけれど、そのちょっと前からだろうか。
 運動がまったく好きでない自分にとってあまり楽しいことではないけれど、比較的手軽に効果がわかる筋トレはやっていて嫌ではない。もちろん、筋トレガチ勢の方々と比較したら足元にも及ばないレベルではあるけれど、もちろん数年やっていればなんだかんだそこそこの変化は現れるレベルではある。もちろん、自堕落な生活をしているせいで、脂肪は相変わらずある(これに関しては4月からダイエットもやっている)んだけど。
 思うのは、仕事をはじめると、運動を避ければまったく運動をしない生活を送ることが可能であるという事実だ。車で出社し車で帰る。平日の運土はほとんどそれだけという人がどれだけ多いだろうか。それに比べて週4で合計4時間ジムに通う人と差が生じるのは当然のことではないだろうか。

 同時にマルタに来て齢30を越えたことで、スキンケアなども始めた。これは前からたまにやっていたこともあるけれど、毎日欠かさないようになったのは去年あたりからだ。最近ではもうだいぶ遅いスタートにはなったけれどSPF30のクリームなどもできるだけ欠かさずに塗っている。
 日本や韓国におけるスキンケアに関しては過剰だと思うと同時にヨーロッパの人より肌がきれいだとも思う。これは(過剰にやることが正義ではないにしても)日頃からスキンケアをやっているからこそであることは間違いない。

 ことあるごとにこれは思うことだけど、小さい積み重ねの重要さがここにきてすごい差になることに気づいた。TikTokを30分見ている人、30分本を読む人では、長期的に見ればすごい差になることは明白だ。

 それと同様に筋トレを5年やる人やらない人、スキンケアをやる人やらない人、スキンケアやる人やらない人、この差というのは年を追うごとに広がっていく。

 スキンケア、筋トレ、いずれも速攻で効果が表れるものではない。おそらく最低でも3カ月、要はルーティーン化したあたりで効果が表れる。本に至っては1冊読んだだけで誰かより賢くなったり知識人ぶれるほどの知識を得られることはまずない。
 とはいえ、年を積み重ねるごとにその差は大きくなっていく……。25歳を越えたら肉体的には毎年衰えていくけれど、経験と知識に関しては基本的には年を追うごとに増えていく。カッコイイ年の取り方をしていくためには、日々の小さな習慣こそが何よりも大切なことなのではないだろうか。

#日々の大切な習慣

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