【海外生活で思うこと①】不遇男の自由
ぼくは自分のことを特別不運だとは思わないけれど、かといって運がいい男だとは思わない。思えない。
まず、人生で最初の彼女には「あれ、一緒にいるといつも信号が赤になるね」と言われた。たしかに、思い返せば信号はことごとく赤になって止まらなくてはいけないことばかりな気がした。
とはいっても、基本的にはそれくらいなもので、これといって不運なことは見当たらなかった。探しても親の才能が下りてこなかったことくらいしか見当たらない。
でも、人生の不運がはじまったのはコロナ禍以降のこ