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投資にお金を回せるようになったワケ:2021.08.16

以前の記事にも書かせていただいたが、
約1年前まで計画的な投資なんてできていなかった。振り返ってみると、収支の悪さに原因があったと思う。

簡単に言うと、月々の給与の振り分けが資産形成に割り当てられるように設計されていなかった。

そう、種銭がなかったのだ。


■当時の収支内容

当時の給与についてはうる覚えなので、仮に手取り32万程度と仮定すると、内訳は下のようになる。

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▼収入に対する内訳
・収入手取り:32万円
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▼内訳
・家計へ収める→8万円
・ローン→8万円
・保険→5万円
・ケータイ代→1万円〜1万3000円程度
・ランチ代→2〜3万円
・その他食費(オフィスにいる中での飲食代:たまの朝食代も含む)→3万円
・その他諸経費(スマホ代、光熱費など):3〜3.5万円
・定期代1.5万円
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↓↓
合計約32万円
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そう余らなかったのだww


■当時のメンタルについて

結論から言うと麻痺していたと思う。

仕事はハードワーク。子供も生まれたばかりで目の前のことに追われすぎていた。「時間の余裕」も「気持ちの余裕」も「お金の余裕」もなく、先の展望など全く考えられていなかった。

かなり追い込まれていた状況であったと思う。


■どうやってそこから抜け出したか?

結論から言うと、大きく2つの目的に向かって動いた。
・1つ目は『時間の余裕をつくる事』。
・2つ目は『お金の余裕をつくる事』。
である。

これらの目的を達成するために手段としては『転職』と『家計の見直し』を行った。

転職の軸として大事にしたこととしては『労働環境の改善』と『年収アップ』さらに『次のキャリアも含めての選択肢になっているか』だった。詳細は割愛するものの、概ね達成できたと思う。結果としては、月当たりだと約10万円の手取りアップ、労働時間だと約月当たり60〜80時間ぐらい削減されたと思う。(元々が労基に引っかかるレベルで残業していた。)
転職が有効な手段ということは本当に勉強になった。

もう一つの『家計の見直し』だか、これは固定費を中心に大きく見直した。
具体的には、、
・スマホ代のプランの見直し
・保険の見直し
・光熱費の見直し
・サブスクサービスの見直し(解約)
を行った。


スマホ代は地味にダメージがでかい。
私は元々はソフトバンクを使っていて月々12000円程度は払っていた。年間で考えると約15万弱にもなる。かなりの金額だ。

しかし最近では、格安SIM以外でもメガキャリア3社や楽天モバイルで格安プランが登場している。

私自身は楽天モバイルに切り替えた事で、毎月約1万円近くの節約になった。
ちなみに通信環境自体も困っていない。しかも月々の通信使用量に応じて値段も変わるので、細かなチェックも不要になったので、すごく安心して使っている。

毎月1万円以上スマホ代を払っている場合は一度検討して見る余地はあると思うので、是非確認することを声を大にしてお伝えしたい。


2つ目の保険の見直しについては、当時はプルデンシャル生命の保険に入っていて、約5万円ほど毎月支払っていた。商品名は覚えていないものの、確かドル建ての終身保険とリタイアメントインカムと一部掛け捨ての商品を購入していたと思う。
収入低いのに高額の保険に入っていたわけだ。
今思うとかなりおかしいが、恥ずかしながら当時は『なんの目的で何に備えるべきか』が整理できておらず、さらに貯蓄と保険を一緒に考えてしまっていたので保険商品で備えようとしていた。ただこれは備えようとして備えていないパラドックス状態に陥っていた。

現在は見直しを行った事で月額約5千円ほどの保険料で月当たり4万5千円ほど節約した形になっており、非常にインパクトが大きかった。
また、副次効果として保険に入ることが『備える』ではなく『命を売る』ような感覚に陥っていたので、メンタル面でも非常に効果が良かった。この見直しはこれを補正をする上でも非常に良かったと思っている。


3つ目の光熱費について。
電力自由化に伴い各社かなり割安なプランが出始めている。ただこれはインパクトが出る家庭と出ない家庭に別れるので各家庭によって検討する必要がある。我が家では大きなインパクトにはならなかったものの、ポイントの付与などで年間で5000円程度の節約のインパクト程度だ。労力と見合わせて検討いただきたい。


最後の4つ目はサブスクサービスの見直しだ。これは意外に忘れがちだが、あまり使っていないが月々の請求されているもの、使っているが辞めてみても困らないもの、家族で片方が契約すればデバイス共有できるので登録が不要になるもの、など見直すべき点はいろいろある。

私自身どのサブスクに登録していたか記憶があやふやでカードの明細履歴を見ながら徐々に整理していった。

インパクトとしては月当たり5000円程度節約することができたが、生活自体は全く困っていない。


■結果起きたこと

結論、収入を増やしで支出を減らすということを行なった事で約15〜20万円ほど毎月投資や貯蓄に回す余裕ができた。

そのためここ一年程度で生活が徐々に改善できていることを実感している。

あくまで参考としての事例だが、記録として残しておきたい。


■参考書籍

いろいろと見直す上でとても役に立った書籍を紹介させていただきたい。もはやベストセラーになっているので知っている方も多いと思う。



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