ストレスを減らすための工夫
私の相談サービスを利用される方は
何かしらのストレスを
抱えていることが多いのですが、
(いや、皆さん
生きていれば何かしらのストレスは
ありますよね笑)
そのストレスを
どのように減らしていけば良いのか、
または
どのように対処していけば良いのか
そこに悩む人が大半ではないかと思います。
どの年代でも高い割合と言われている
“人間関係のストレス”であれば、
・環境を変える
・関わり方を変える
・捉え方を変える
・対処行動に移す
・気晴らしをする
などがあるかなと思いますし、
日々の生活の中でのストレスであれば、
様々な工夫を施す、というのも
加わっていくのかなと思います。
ストレスへの対処行動については、
大きく分けて
①「問題焦点型コーピング」と
②「情動焦点型コーピング」の
2つのストラテジー(戦略)があると
言われています。
※コーピング=対処法という意味です。
①「問題焦点型コーピング」とは
問題と思われる原因そのものに
積極的にアクセスし、
解決しようとするアプローチ方法のことで、
②「情動焦点型コーピング」とは
ストレス感情の受け止め方について、
精神的な負荷を軽減しようと試みる
アプローチ方法のことです。
健康問題や、人間関係の問題などで
すぐには積極的な解決方法が
見いだせない場合、
もしくは実行が難しい場合、
人は②「情動焦点型コーピング」を
取ることが多いですよね。
例えば、
買い物、飲食、旅行、音楽、お酒などで
気分転換を図ることなどが挙げられるかなと思います。
ですが、②「情動焦点型コーピング」だけでは
直接的な問題の解決には至らず、
八つ当たりをしてしまったり、
ややもすると依存症になってしまうなど、
逃避的な行動になってしまう恐れも
否めません。
そのため、①と②のバランスが
とても大事になってくるのです。
どちらも、大切なコーピングになります。
私の場合、日々の生活の中から
積極的にストレスを減らしていくように
工夫をしています。
例えば、右折。
…えっ?突然なに?右折……??笑
と思われた方もいらっしゃるかと思いますが
私は、運転中の右折が、
地味にストレスなんですよね(^^;
なので、極力右折することを避け、
左折→左折→左折 で行けるならば
少し遠回りであろうと、
そちらを選択するように意識しています。
これは、①「問題焦点型コーピング」に
入るのかな?と思います。
また、物事の捉え方(認知)を変えるというのも
大事なコーピング方法の一つだと
私は思っています。
その、物事の捉え方(認知)を変える心理療法に
「認知行動療法(CBT)」というものがあるのですが、
私はその実践者として
確かな手応えや変化を感じましたし、
そのトレーニングのお陰で
随分と生きやすくなっていきました。
これは、一朝一夕には変えることは難しいですし
一人でやると客観的な視点に欠けてしまい
なかなか実践が難しかったりします。
そのような時ほど、第三者である
カウンセラーさんなどを
頼ってみてもらいたいなと思うんです。
私の相談サービスの中でも
そのような①と②の両方のアプローチを
施していく中で
徐々にストレスが軽減されたり
ストレス耐性が強くなったりと
変化を実感していただいている
ご相談者様も、多数いらっしゃいます。
ストレスを完全に無くすということは
どうしても難しいですし、
逆にストレスはある程度あった方が
それをバネに頑張る力となり、
モチベーションが高まったり
パフォーマンスが最大化したりするので、
日々の生活の中では、ある程度のストレスは
必要なことでもあるのですよね。
そのために、“捉え方を変える”というのは
日々のストレスを減らすための工夫として、
とても大事なコーピングの一つかなと思います。
ストレスと共存しながらも
一人でも多くの方が前向きになり、
日々明るく、楽しく暮らしていけますよう
私は、心からそう願っています。
お一人で解決するのが難しい方は、
是非、ご相談くださいね。
お待ちしております^^