愛にあふれたコーチング
先日練習会で見させていただいたコーチングがあまりにも愛にあふれていて素晴らしかったので、その感動をシェア。
感動したコーチング
守秘義務があるため、詳細は書けませんが、クライアントのテーマは少しセンシティブでした。
若干カウンセリングよりのコーチングだったと感じましたが、コーチの言葉や態度が素晴らしかったのです。
・話してくださりありがとうございます。
・この時間は○○さんのためのお時間です。
・ぜひ話したいことを話していただければと思います。
といった感謝と受容を基盤とした言葉。
ゆっくりと静かに話すことで、クライアントがリラックスして心を開ける雰囲気作り。
あぁ、受容とはこういうことか。
私にはクライアントへの感謝がまだまだ足りていなかった。
と衝撃でした。
コーチングって、0以上のものをさらに良くする、上に上げていくという想いが強く、あえてポジティブな視点での質問を意識してきました。
けれど、それが全てクライアントファーストになっているかと言ったらそうでは無いなと学びました。
思い出した出来事
受容されることの大切さを感じたのと同時に思い出したのが、息子の1歳半健診での出来事でした。
毎日朝4時~5時半までノンストップで泣き続ける夜泣きに疲弊。
日中も激しい癇癪で1~2時間泣き続ける息子に、育児ノイローゼだった私。
1歳半健診で思い切って相談することにしました。
個室で保健師さんとお話しましたが、返ってきた言葉は「まだ1歳半だから、様子見るしかないですね」でした。
そのときに、「子育てでしんどくても、誰も助けてくれないんだな。私が産んだんだし、夜中に誰かが来てくれるわけでもないのに、相談するなんて無意味だったな」とがっくり。
その後は人に相談することもやめてしまいました。
相談したときにどうして欲しかったのか、ただただ辛くて相談した当時の私には答えもなく、ただモヤモヤして帰りました。
今振り返ると、「頑張っているね」「大変だったね」と言ってもらえたらかなり救われたんじゃないかなと思うのです。
夜泣き対応を誰かに頼めるなんて思ってないし、自分が頑張らなきゃいけないことも分かっている。
それでも相談したのは、辛い思いを1人で抱えていることに耐えられなくなったから。
担当してくださった保健師さんに悪意は無いし、責める気も全然ありません。
ただ、あのとき私は受容してほしかったんだなと今になって理解したことを、コーチングを見て思い出したことで、当時の自分も少し救われた気になりました。
まとめ
今回は完全に自分が感動したことを忘れないためのnoteですが、少しでも共感していただけたら嬉しいです。
・人を受容することの大切さ
・受容してもらうことでどんな気持ちになるのか
大きな大きな学びを得ました。
辛い経験があったからこそ、人にも優しくできる。
学びの場に行くからこそ、成長できる。
経験値が上がるのが楽しくて、年取るのも悪くないなと思っているこの頃です。