その症状、気象病かも?!
こんにちは、みやらです。
6月に入り早10日。
本州も続々と梅雨入りしているようですね。
天気が崩れた時に古傷が痛む、
頭痛がしたり、どうも体調が悪くなる。。。
そういう方も多いようです。
その症状は「気象病」かもしれません。
天気が影響して起こる病気なので「気象病」と呼ばれています。
梅雨以外にも気候の変化の激しい季節の変わり目や、
台風の多い時期などに特に起こりやすいと言われています。
寒暖差の激しい日が増えたり、集中豪雨が増えたり、、
気候変動の激しい昨今では不調を感じる機会も多そうですね。
気象病を引き起こす原因は?
全貌は分かっていないようですが、
気象病の主な原因は気圧の変化で、内耳という器官が関係していることがわかっています。
内耳には気圧の変化を感知し、脳に信号を送るセンサーがあると言われています。
本来センサーは気圧の変化に体を順応させる働きなのですが普段から自律神経のバランスが乱れやすい人の場合、脳に過剰な情報が伝わり、痛みなどの症状として現れるようです。
◆気象病チェックをしてみましょう。
✔️天候や季節の変わり目に体調やメンタルを崩しやすい
✔️乗り物酔いしやすい
✔️新幹線や飛行機に乗ると耳が痛くなる
✔️ストレスを感じやすい
✔️肩こり・首こりがある
✔️雨が降りそうな気配がわかる
✔️よく耳鳴りがする
✔️雨が降る前に眠気や眩暈を感じる
✔️偏頭痛持ちである
症状を見てお気づきのあなた、さすがです。
自律神経の乱れにより起こる症状とも似ていますね。
気象病と自律神経の乱れを見分けるポイントは
天気に体調が左右される
雨が降る前や天気の変わり目がなんとなくわかる
です。
そして、この自律神経は血管とも深い関係があります。
自律神経と血管
自律神経は交感神経と副交感神経に分けられますが、この2つの神経が状況に応じて血管の筋肉を収縮させたり弛緩させたりしています。
自律神経が乱れることでこの機能がうまく働かなくなると、細動脈から毛細血管への血液が流れにくくなってしまいます。
毛細血管への血流が滞ると言うことは、それだけ体の隅々に栄養や酸素、各種ホルモンが届きにくくなってしまいます。
対策
すぐできる対策は以下の通り。
・耳マッサージ
内耳の血流が悪くなると気圧のセンサーや自律神経に影響が出ます。
耳を気持ち良いと感じる程度に揉んだり伸ばしたり折り曲げたりしてマッサージしましょう。
・冷やさない
血流が悪くなると症状は出やすくなりますから、体を冷やさないようにしましょう。特にこれからの季節は薄着になりやすいですが、末端やお腹が冷えている、と言う方は結構います。
必要に応じてレッグウォーマーなどを常備し、三首を冷やさないようにすることも大切です。
三首とは首、手首、足首のことをいいます。
三首には血流の多い血管が皮膚の近くを走っているので外気の温度の影響を受けやすいのです。
・規則正しい生活をする
自律神経の乱れは様々な要因が考えられますが、不規則な生活習慣は大きな要因となります。
特に、起床時間・就寝時間・食事時間を定めることで整いやすくなります。
シフト勤務の方も一度朝起きて太陽の光を浴びることをお勧めします。
・天気と体調を記録
心身の症状が気候の変化に左右されていることや、パターンがわかってくると体調管理もしやすくなります。
今は気象予報に基づく気象病アプリなるものもいくつか出ているので
そういったサービスを活用してみるのも良さそうですね。
・ストレス対策
過度なストレスは自律神経も乱す要因となります。
ストレスを引き起こしている原因は何かという事を知り対策を講じる、
また、自分にとってのストレス解消法をいくつか用意しておくと良いですね。
その他、前傾姿勢になりがちな人(スマホ、育児、デスクワークなど)、骨盤や背骨に歪みのある人、エアコンが効いた部屋で過ごすことが多い人なども自律神経のバランスを崩す原因になりますので要注意です。
気象病の対策は詰まるところ毛細血管にとっても良い対策!
心身の声に耳を傾けながら梅雨を快適に過ごしていきたいですね。
目指せ、血管美人!!
◆プロフィール
一般企業で10年間健康カウンセラーとして予防医療事業や健康経営などに従事した後独立。
自身の重度の便秘、子宮筋腫、月経過多症に低血圧など、病気や名前もつかない不調を改善すべく社会人になってから管理栄養士の資格を取得。
”健康で美しくありたいと栄養や美容成分をとっていても、それを届ける毛細血管が整っていなければ効果は半減する”ということに気づいてから毛細血管の可能性にのめり込む。
現在はフリーランスとして毛細血管観察を取り入れた生活習慣サポートや食事指導、セミナーなどを行う。3児の母でもある。
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