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イオン、PBで植物肉を本格販売 ハンバーグなど

イオンは30日、プライベートブランド(PB)「トップバリュ」から大豆由来のハンバーグなど植物性食品のシリーズを10月6日から本格販売すると発表した。大豆は牛肉などに比べて生産時の環境負荷が小さく、大豆ミートなど植物肉への関心も高まっている。健康や環境に配慮した品ぞろえを拡充することで、嗜好が多様化する消費者のニーズに対応する。

大豆由来ハンバーグなど9品目を展開する
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大豆由来ハンバーグなど9品目を展開する

「トップバリュ Vegetive(ベジティブ)シリーズ」をイオン系のスーパー約2000店で販売する。当初は9品目を用意する。肉の代わりに大豆を使った「大豆からつくったハンバーグ 柚子おろしソース」(2個入り税別298円)や、チーズの代用になる「豆乳とココナッツオイルからつくった まろやかシュレッド」(同298円)のほか、豆乳由来のヨーグルトやプリンなども展開する。

牛はゲップや排せつ物を通じて多くの温暖化ガスを出す。健康志向だけでなく、地球環境の面でも大豆など植物性たんぱく質への期待が高まっている。

包装資材でも環境対応を進める。トップバリュの包装資材を環境に配慮したタイプに切り替えていく。食品の包装フィルムを薄くしたり、紙やバイオマス素材に変更する。こうした包装材を使った商品には独自のマークを消費者に伝える。

イオンの三宅香執行役は「多様なライフスタイルの変化に小売業は応える必要がある」とオンライン上の会見で述べた。