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運動神経って鍛えられるの!?

こんにちは。パーソナルトレーナー助政桂多です。

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皆さんは運動神経って生まれながらに備わった遺伝的なものって思っていませんか。

実は、人の神経の中に運動神経なんて物は存在しません。

そんな運動神経について、詳しくお話いたします。ぜひ、最後までお付き合い下さい。

一人でも多くの方にこの記事がお役に立つことを願っております。

1、運動神経とは

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そもそも運動神経ってどんな神経何でしょうか。

聞いたことはあるけど、実際のところどんなものなのか知っている人は多くないのではないでしょうか。

実は、私達が勝手に呼んでいるだけで人の神経の中に運動神経なんて物は存在しません。

それに近い、からだを動かす時に使う神経も、遺伝ではなく、後天的に能力が養われるものなのです。

運動神経の正体は簡単に説明しますと、「いかに体をイメージ通りに動かせられるか?」ということなのです。

とういことはイメージ通りに動かせられる筋力や反復動作を繰り返すことで、いわゆる運動神経は良くすることができます。

運動神経が悪いと言われる人や、自身でそう思い込んでいる人は、思ったように体を動かせていないだけなのですね。

逆に言えば体をイメージ通りに動かすことができれば、あなたも簡単に運動神経をよくできます。

子供の頃からでないと良くならないと思っているそこのあなた、諦めるのはまだ早いですよ。

次の章では運動神経を良くする方法を伝授いたします。

2、運動神経を鍛える方法

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運動ができる人に共通する「ある能力」を鍛える方法があります。

どんな運動(スポーツ)をするかで必要な能力が異なるため、一概には言えませんが、この「ある能力」を鍛えることで運動能力を向上させることができるかもしれません。

その能力とは「協調力」です。

運動能力の正体は筋肉量や柔軟性、持久力、イメージ力などが組み合わさり、それぞれ単独でなく協調しあって初めて上手く体を思い通りに動かすことができるのです。

具体的にこれらの能力をどう鍛えていけば良いのかをお話していきます。

1、イメージ力を強化する

運動神経を良くする為にまず、体の動きをイメージしましょう。

イメージすることならいつでもどこでもできますよね。

上手くなりたいスポーツやダンスなどの、こうなりたいと思う動きをイメージするだけで良いのです。

ユーチューブなどでプロの動きや憧れの人の動きを見るのも良いでしょう。

とにかくイメージする意識と癖を付けるのが重要ですね。

2、何度も反復して練習する

これが一番の近道ではないでしょうか。

地味な作業ではありますが継続は力なりですので、理想のイメージが出来上がったら何度も繰り返し反復練習をしましょう。

始めから上手くデキる人なんていません。

プロの人だってその道の達人と言われる人だって、始めは初心者で上手くできなかったと思います。

そうです、地道にコツコツ繰り返して練習すること、これが必要不可欠なのです。

3、運動能力(筋肉)鍛える

あなたの筋力や筋量が少ないとこで、単にアナタの体がイメージ通りに動かないのかもしれません。

こちらも遠回りに感じるかもしれませんが、筋トレやランニングをして最低限の運動能力は身に付けましょう。

4,持久力を付ける

実はあまり関係なく思うかもしれませんが、運動神経を良くするには、持久力(ランニング)も非常に大事です。

歩くことや走ることはどんな運動でも基本になってきます。

走ることと鍛えることをセットで考えることは、運動神経向上の近道になるでしょう。

5、柔軟性を付ける

体が固いと可動域が狭くなり、上手く体を動かすことができません。

総じて運動神経が良い人は柔軟性が高い人が多いです。

体が硬い人は、お風呂上がりに柔軟(ストレッチ)をおこなって、徐々に体を柔らかくしていきましょう。

体が柔らかくなればイメージ通りに動きやすくなります。毎日の柔軟を欠かさずに行いましょう。

3、運動神経を鍛えよう

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最後の章では運動神経を向上させるためのトレーニング方法をお教えします。

おさらいしますと運動神経とは「脳の司令で迅速により多くの筋肉を働かせる状態」を指します。

運動神経を鍛えるとはつまり脳と筋肉を伝達するネットワークを強化することが望ましいです。

通常ゴールデンエイジと呼ばれる5〜8歳頃は発達が著しく、9〜12歳までにほぼ完成するのが一般的です。

では大人になってからでは遅いのでしょうか。

実はそうとは言えないと言われています。

運動神経を鍛え、運動能力を高める方法に「コーディネーショントレーニング」というトレーニング方法があります。

コーディネーショントレーニングとは、神経系に視点を置いたトレーニング方法で、『動きやすい身体をつくる』『自分の身体を思い通りに動かせるようになる』ことを目的とします。

具体的には7つの能力を鍛えるように練習をします。

【リズム能力】【連結能力】【変換能力】【反応能力】【分化能力】【バランス能力】【定位能力】この7つの能力は、それぞれが個別なものではありません。

何かの動作や運動をするときは、7つのうちのいくつかの力がお互いに連動して、体を自分の思ったとおりに動かしているといいます。

このコーディネーション能力を養うには、普段の運動に少し手を加えるだけで可能です。

例えば、ウォーキングやジョギング中にステップやラダーと言われる足を前後に素早く動かす動作を挟む、電車や床が不安定な場所でバランスを取ってみる、スポーツジムやパーソナルジムでウエイトトレーニングなどの運動を取り入れる、球技のスポーツで通常よりもサイズの小さいボールで実施してみる、技術や動作の難易度を達成するごとに少しづつ上げるなどです。

普段行なっている運動に変化を持たせるだけでコーディネーショントレーニングとなります。

運動神経を伸ばせるよう、ぜひチャレンジしてみると良いでしょう。

4、最後に

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『運動神経って鍛えられるの!?』はいかがでしたでしょうか。

もともとの遺伝的なものでなく、大人になってからでも十分に鍛えることができるということが、おわかりいただけたのではないでしょうか。

子供の頃から「私は運動神経が悪いから上手くならない」と決めつけるのは、この記事を読んだ方はもうやめましょうね!

運動は健康維持のためにはなくてはならないものです。

まずは歩くだけ、ストレッチや体操だけでもいいので、体を動かす習慣を身に着けていきましょう。

この記事が参考になれば大変うれしく思います。

今回も最後まで読んで頂き、誠にありがとうございます。
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TRAINER'S GYM(トレーナーズジム) 曙橋店
オーナー兼トレーナーをしています。ホームページはこちら。

パーソナルトレーナー
助政桂多

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