不登校と中学受験(35)
小学不登校生の中学受験
小学生で不登校になっている子どもも増えています。
特に学校の中のトラブルがきっかけで不登校になっている子ども達は、地元の公立中学校にはどうしても行きたくないと思ってしまうことがよくあります。
いじめられたり、仲の良かった友達と大喧嘩になったり、同級生同士がいつも喧嘩していたりと、その子どもにとって嫌だなと思うことがあると、地元の公立中学校には行きたいと思わないことは、十分に理解できます。
特に、いじめの場合は、公立中学には行きたがらないことがほとんどです。
これは当たり前であり、本来なら、これはいじめている側が別の中学に行くなり、どこか別のところに出ていくべきことなのですが、(それはまた別の機会にお話するとして、)同じ学校に行くことは嫌だということは当たり前のことです。
この時に、転校、越境など、いろんな方法がある中で、一つの方法として、中学受験があると思います。
小学校で嫌なことがあったために、中学受験を選択するときに、気をつけたいことは、受験する中学校がいじめや同じような嫌なことに対して、どのように対応しているかということは、しっかりと確認することは絶対に必要です。
これは、オープンキャンパスだけでなく、個別相談でも手を替え品を替え、学校側に聞いていただいた方がいいです。
ここは妥協は絶対にしないで欲しいと思います。
いじめや嫌なことまではないけれど、何となく行き渋ったり、不登校になっていたりという場合も受験校選びは十分に気をつけて欲しいと思います。
各私立中学は全くオープンにしていないことがほとんどですが、不登校を担当する先生がいらっしゃる私立中学・高校もあるのです。
スクールカウンセラーは、私立中学でもほとんどの学校でいらっしゃるのですが、このスクールカウンセラーとは別に、臨床心理士・公認心理士の資格を持つ教諭がいらっしゃる学校があるのです。
その先生方は、専門的にその中学校・高校に来られない子どもの対応をしてくださるのです。
この不登校を専門的に対応できる先生がいる学校は、ものすごく安心して子ども達も通っています。
このことは、細かく聞かないと学校側も事前には教えてくださらないこともあります。
私も存じ上げているのは数校ですが、この情報を公開はされていません。
それとは別に、私立大学の附属中学・高校の場合で、大学の心理学の教授やカウンセリングルームと連携して、不登校になった子どもの対応をしてくださる私立中学・高校もあります。
ただ、この場合は、学校側は大学側に任せた後は、対応は様々になります。
それでも、放っておかれることから比べると、安心できますし、格段に通いやすくはなります。
小学校で嫌なことがあったわけでなく、不登校になっていた場合は、あまりオープンキャンパス等で先生方には聞きにくいかもしれません。
それでも、わざと「不登校になった場合は、どのような対応をしてもらうことができますか?」とはっきり聞いてみると、その学校の対応の仕方が見えることも多いので、オープンキャンパスなどで、小学校名や子どもの名前を言わず、直接、お聞きになるのも「あり」だと思います。
ぜひ、事前にしっかりと学校側に聞いていただくことを、おすすめします。