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「字が汚い」理由
以前、字が汚かったり、覚えられなかったりする子どものことについて、別のところで何度か書いたことがありました。
先日、『発達障がいの子どもたちの事例分析と成績を伸ばす指導法』という塾・スクールの講師やスタッフを対象にしたセミナーに参加したのですが、「背景要因」というものを考えないと、「字が汚い」本当の理由がわからないと、あらためてわかりました。
以前から知ってはいたのですが、一つのことについて、様々な角度から考えて、大元の背景要因に見当をつけ、その角度から子ども達がうまく字が書けないことをみない限り、子どもの実態にあった指導ができないのは当然のことです。
確かにそうなのですが、そもそも、これを塾がするのはどうなのかと思うのです。
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塾としては、もちろん、知っておかないといけないと思いますし、できないと話にならないと思います。
けれども、学校でこのことは徹底的に学んで教える必要があると思うのです。
発達障がいの子どもに限らず、学校は、まず、基本的なことをしっかりと身につけてもらうところであることは間違いないと思うのです。
その後で、原則として、さらに補うために塾があると思うのです。
中学受験のための進学塾であれば、先取りする都合、自分のところでやらなければならないと思うのです。
字が汚いことは、圧倒的に入試において不利なのは間違いないです。
漢字が書けない、読めない、数字がはっきりしないために計算を間違えるなど、有利に進められる条件が何もないからです。
特に高機能タイプの子どもが、算数を問題を解く力はあっても、答案を書く、計算をすることが苦手では、どうすることもできないからです。
ですから、学校の先生方と、中学受験の大手進学塾の先生方には、ぜひ、発達障がいのことをしっかり学んでいただき、「背景要因」を考える力もつけていただき、具体的に子ども達への指導を行ってほしいと思いました。
塾・スクールの先生方で、この背景要因等を学んでみたいという方は、Growth Support Center代表の藤庭まや先生のLINEに登録して、送られてくる情報を読むだけでも学べるところがかなりあると思います。ぜひ、登録してみてください。
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