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Netflixの作品”日本沈没”、あれは人生における誰もが経験する別れの縮図に思えた

こんばんは!けいしょーです。


最近Netflix作品の”日本沈没”をみたのでその話をします。

若干ネタバレのような内容が入っているのでこれから楽しみにしている方はこの記事は読まない方が良いかもしれません。。。


"日本沈没"について

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そもそも日本沈没ってなんぞやって話です。

Netflixのアニメ作品で数年前(そこは忘れましたw)に制作された漫画が原作となっています。


簡単に言うと、突然の大地震で地殻変動が起こり日本が徐々に沈没してしまう、という話です。

主人公の少女を起点に日本が沈没するまでの人々のもたれ苦しむ様、地震が起きる度に表情から伺える焦燥感・絶望感をリアルに表現しています。

最近で言えば東日本大震災(漫画なのでそれ以上の規模となっていますが・・)を思わせるような内容です。

また、被害レベル・人々の様子や物語の回復・復調の兆しが見えない様がまるで原爆時代の世の中を描き出していた”はだしのゲン”を彷彿とさせるような精神的にも辛辣な作品です。


日本沈没が描いているのは人生において誰もが経験する別れの縮図

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日本沈没は超大規模な自然災害を描いている作品ですから、当然多くの死者が現れます。


はじめはちょっとした登場人物から始まり、知り合い、そして身内にまで広がります。

私にとってはそれが人生の別れの縮図に思えました。

自分が生まれて人生を歩む中で死と向き合うタイミングはおそらくテレビの報道で知る芸能人の死、あたりでしょう。

ちょっと知っている、程度なので精神的なダメージは少ないです。

そうして人生を長く歩んでいく中で上の世代、つまり祖父母から亡くなっていき、そして自分の両親がなくなり、兄弟親戚、同世代の友人が亡くなっていきます。

これらの人々の死は繋がりが深ければ深いほど、期間が長ければ長いほど精神的に大きなダメージを被ってきます。


日本沈没の場合、次々と人々が亡くなっていきます。

数日前に出会った人が目の前で突然亡くなってしまうことも何回かあります。

この作品の場合は、出会ってからは期間が短いですが、短い期間でもとてつもない苦楽を共にしたというところで主人公たちに精神的に大きなダメージを感じさせます。

そして、作品中では両親すら亡くなってしまいます。

亡くなる時の主人公のセリフを聞いていれば、期間も長く、繋がりが深かったことによる悲しみはかなり伝わってくるのです。

一見その光景は自然災害の恐ろしさを描いていますが、私のとっては人生における別れを一つ一つ凝縮して描いているように見えました。


亡くなるのは一瞬

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作品では深く関わってきた人でもほんの一瞬の出来事で亡くなってしまいます。

実際、人が亡くなるまでの期間ってあとあと振り返ると一瞬だったと思えます。

そしてその一瞬に対して後悔や悲しみに悶えるのです。

その感覚は味わった人にしかわからないところでもありますが、作品の中で一瞬の感覚が私の中では感じることができました。


死と言うテーマは実際に身近で味合わないとわからない部分が多いですが、こうした作品を通して考えることができる、という点で日本沈没はとても素晴らしい作品だと思います。

ご興味あればみてみてください!


今日はこんな感じです。

次の記事も読んでください!


それでは、引き続きよろしくお願いします。



けいしょー










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