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藤田さんちのステーショナリー、そしてインク沼

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集めている文房具、画材、インクをご紹介しています。 様々な色合いのものから、相手をイメージして選んでいくのがインクの一番好きな楽しみかたです。
運営しているクリエイター

#茶色

羚羊 四季織:山水 - 藤田さんちのインク沼

こんばんは。グラフィックデザイナー、カラリストの藤田です。 四季織シリーズの新色、第4弾。 SAILOR 四季織ー山水ー『羚羊』四季織の新色は『山水』というシリーズ名を打たれ、 春夏秋冬の動植物をモチーフとした色合いが揃っています。 山水シリーズの締めは冬のインク『羚羊』です。 『羚羊』って、すぐには読めない漢字ですよね。 ボトル写真にしっかり書かれていますが「かもしか」と読みます。 このインクでは、主にニホンカモシカを指しているのかなと。 こちらも冬の季語となっています

Disney100 いつか立派な王様に - 藤田さんちのインク沼

こんばんは。グラフィックデザイナー、カラリストの藤田です。 ディズニー100周年を記念したインクのご紹介、第2弾。 銀座伊東屋 Disney100 いつか立派な王様に -The Lion King-『ライオンキング』から『いつか立派な王様に』。 ビンのラベルには、幼いシンバがティモンとプンバァと共に「ハクナ・マタタ」の曲中で歩いてるシーンがプリントされています。 このシーンの後、大きくなってタテガミの生えた姿になってるのが、インクのタイトルにリンクしてて面白いですね。

インク工房ご紹介第3弾。 今日は「茶」系のインク。280は黄みの強い色彩。緑っぽくも見えますね。 373は安定の茶色。クセがなくて使いやすそう。 直近で手に入れたのはこの6色だけなので、また来月以降でちょっとずつ更新していきます。

大正浪漫ハイカラインキ TRAVELING SEPIA -藤田さんちのインク沼-

こんばんは。グラフィックデザイナー、カラリストの藤田です。 今日は大正浪漫ハイカラインキの新色 vol.3。 TRAVELING SEPIA今回ご紹介するのは『TRAVELING SEPIA』。 茶色らしい茶色をしたインクです。 色はこんな感じ。 セピアという言葉をストレートに想起させる、しっとりした茶色。 このインクを薄めて紙を浸したら、いい感じにエイジングした雰囲気を作れそう! 色彩雫の「土筆」(終売)にも似ていますが、赤みが弱いので、オールマイティに使える色みに感

SAILORゆらめくインク 心隈 -藤田さんちのインク沼-

こんばんは。グラフィックデザイナー、カラリストの藤田です。 時間変化や書く紙で色彩が変化する変わり種インク「ゆらめくインク」シリーズの新色5色。今日は曇った心の写した色彩。 心隈 -KOKOROGUMA-4色めとなる本日は、心隈。 グレーと茶色が織りなす憂鬱の色。 色の感想 伊達心は青みのグレーからギラっとした赤茶へと変わります。 今までの3色に比べて光沢感が強く、乾いた後は銅のような金属っぽさがあります。 文字の端々に焼けたようなグレーが残るのが特徴的。 色の比較

藤田さんちのインク沼 -WINSOR & NEWTON : NUT BROWN / VIOLET-

こんばんは。グラフィックデザイナー、カラリストの藤田です。 今日はWINSOR & NEWTONさんのカラーインク。(以下 W&Nさんと省略します) 絵画用インク今日のインクは、今までとちょっと異なってます。 というのも、これまで紹介してきたのは「万年筆インク」といって書くためのインクでした。 今回のは、画材メーカーとして有名なW&Nさんから出ているドローイングインクで、絵を描く用のインクになっています。 Writing(書く)ではなく、Drawing(描く)というところ

藤田さんちのインク沼 -四季織 利休茶-

こんばんは。グラフィックデザイナー、カラリストの藤田です。 今日は渋い緑みの茶色をインク&伝統色のセットでご紹介。 SAILOR 四季織 利休茶利休茶という色があります。 歴史の教科書にも載っているのでご存知の方も多いであろう「千利休」にちなんだ茶色です。 まずは、SAILORさんから出ている四季織シリーズの『利休茶』から見ていきましょう。 渋い色味ながら、夏のイメージのインクです。 ほうじ茶のような渋みの茶色が特徴的なインクです。 感想にも書いた通り、このインクはちょ

土用の丑の日

こんばんは。グラフィックデザイナー、カラリストの藤田です。 今日は土用のお話。 土用とは今日は土用の丑の日ですね。 いたるところで、「うなぎ」の文字が躍っています。 そもそも土用とは何かと言うと、 立春、立夏、立秋、立冬の前の各18日間の期間を指します。 1年のうちの2ヶ月間は「土用」という事になりますね。案外長い。 今は立秋前の「夏の土用」を主に挿す言葉として使われています。 ちなみに「丑の日」は、干支を使った12日周期の考え方。 土用が始まって、最初の6日間に「丑の

お茶のクレヨン

こんばんは。グラフィックデザイナー、カラリストの藤田です。 今日はお茶×クレヨンというアイテムのお話。 お茶の葉を使ったクレヨン先日、『お茶のクレヨンが届いたんです』と、And Teiの倉橋さんから見せていただいたのが、お茶クレヨン。 滋賀県のお茶屋さんが、クラウドファンディングで呼びかけた試みだそう。 クラウドファンディング自体はもう終了しているのですが、コンセプトなどがまとまっているので、リンクを貼っておきます。 緑と茶色だけのクレヨンセットを見るのって初めてで、 内