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土用の丑の日
こんばんは。グラフィックデザイナー、カラリストの藤田です。
今日は土用のお話。
土用とは
今日は土用の丑の日ですね。
いたるところで、「うなぎ」の文字が躍っています。
そもそも土用とは何かと言うと、
立春、立夏、立秋、立冬の前の各18日間の期間を指します。
1年のうちの2ヶ月間は「土用」という事になりますね。案外長い。
今は立秋前の「夏の土用」を主に挿す言葉として使われています。
ちなみに「丑の日」は、干支を使った12日周期の考え方。
土用が始まって、最初の6日間に「丑の日」があれば、「土用の丑の日」は2回あることになります。
なので今年は、本日7/23と、8/4にあるという事なんですね。
なんで、うなぎ?
丑の日に「う」のつくものを食べる風習があり、
そこに平賀源内が「うなぎを食べると夏負けしない」という話を流して、
栄養豊富なうなぎを食べるようになったと言われています。
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あと、うなぎは黒い体色で、水に棲む生き物なので「黒=水」。
水氣は夏を指す火氣を消すので、夏の暑さを和らげるなんていう考え方もあるみたいですね。
五行に関するお話は、こちらで詳しく書いたのでご興味あれば。
ちなみにどこも予約でいっぱいだろうなと思って、自分は「牛」を食べました。「う」は付いてるからいいかなと。
ついでにインク
せっかくの機会なので、土用にちなんだインクもあわせて。
SAILORさんの四季織シリーズです。
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暗い焦げ茶色で、灼けた大地とうなぎを思わせる色彩です。
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水筆で薄めると、茶色が顔をのぞかせます。
暑い日が続きますが、栄養のあるものを取って、乗り切っていきましょう!
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