見出し画像

【書評に出た本】2020年12月

 12月には、いろいろなところで、今年のBest3やBest10が発表されています。2020年の「今年の〇〇」に選んでいただいた本たちから、12月の書評に出た本を紹介していきます。

■酒井正 著『日本のセーフティーネット格差――労働市場の変容と社会保険』

 すでに、サントリー学芸賞、日経・経済図書文化賞、労働関係図書優秀賞の受賞で紹介している本書ですが、以下の2紙で挙げていただきました。

▶︎『日本経済新聞』 2020年12月26日 「読書面」「エコノミストが選ぶ 経済図書ベスト10」で、5位に選ばれました。本文はこちら(有料記事です)
▶︎『毎日新聞』 2020年12月12日「今週の本棚」「2020この3冊(上)」で、大竹文雄氏(大阪大教授・経済学)に本書を挙げていただきました。

↓書籍については、詳しくはこちらから。
 このページに「立ち読み」へのリンクがあります。

日本のセーフティネット格差

↓ 受賞については、こちらの記事で詳しく

小泉明子 著『同性婚論争――「家族」をめぐるアメリカの文化戦争

 アメリカを舞台に1950年代からはじまった同性愛者の権利運動が、福音派を中心とする保守から激しい反動を受けながらも、いかに自分たちの権利向上を訴え、2015年に同性婚(婚姻の平等)を実現したのか、その半世紀以上にわたる歴史を辿る。

▶︎『朝日新聞』 2020年12月26日「読書面」2020年「今年の3冊」に選ばれました。選者は生井英考氏(立教大学アメリカ研究所所員 )です。詳細はこちら(有料記事です)

↓noteでは「はじめに」を試し読みできます。

↓書籍については、詳しくはこちらから。

同性婚論争noteバナー01


■戸谷洋志・百木漠 著『漂泊のアーレント 戦場のヨナス—ふたりの二〇世紀 ふたつの旅路』

地方紙などで多数ご紹介いただいた本書は、以下で取り上げていただきました。

▶︎『図書新聞』 第3476号(2020年12月19日)「2020年下半期読書アンケート」に掲載されました。評者は細見和之氏(ドイツ思想)です。

本書の著者2人によるオンライン講演会を2021年2月2日に開催することになりました。奮ってご参加ください!!

↓申し込みなど、詳しくはこちらから

↓noteでは、プロローグを試し読みできます。

 ↓書籍については、詳しくはこちらから

note画像カード02


■小熊英二・樋口直人 編『日本は「右傾化」したのか』

 ヘイトスピーチ、排外主義運動の顕在化、日本会議の台頭、改憲潮流、ネットに溢れかえる右派的言説――。はたして本当に、日本は「右傾化」したのか。個々の政権の消長を超えた次元で、日本社会全体の構造変化のなかで捉える。

▶︎『北海道新聞』 2020年12月13日読書面(9面)に書評が掲載されました。評者は古谷経衡氏(作家、文筆家)です。
▶︎『南日本新聞』(2020年12月13日)『京都新聞』『山形新聞』『神戸新聞』(212月6日)、『徳島新聞』(11月29日)、『信濃毎日新聞』(11月28日)、『秋田魁新報』(11月22日)「新刊紹介」にて紹介されました。

↓noteでは、プロローグを試し読みできます。

↓書籍については、詳しくはこちらから

右傾化noteバナー

#読書 #書評 #慶應義塾大学出版会 #新聞書評 #書評紙 #年間ベスト #今年の3冊




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?