【書評に出た本】2022年5月
5月は『中国料理の世界史』が第13回辻静雄食文化賞を受賞しました🎉
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そのほか、5月に書評掲載された本を紹介します。
■福澤 諭吉【著】小室 正紀・西川 俊作 【編】『学問のすゝめ』
「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らずと云(い)えり」で始まる、古典的名著。日本の将来をになう者たちへ、独立の精神と修身のあり方を説いた、福澤思想のエッセンスが凝縮された一冊。新字・新かなを使用した読みやすい表記、わかりやすい「語注」「解説」による編集。
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■オリヴィエ・ブランシャール、ダニ・ロドリック【編】月谷 真紀【訳】吉原 直毅【解説】『格差と闘え――政府の役割を再検討する』
ピケティ『21世紀の資本』以降、格差をめぐって理想論や抽象的な正義の問題ではなく、具体的な対策が期待されるようになってきた。その役割として政府による政策の力が見直されるようになってきた。
世界トップレベルの経済学者を中心に、格差の現状、その弊害から具体的な政策論の意見を闘い合わせたシンポジウムの記録。
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■周 永河【著】丁田 隆【訳】『食卓の上の韓国史——おいしいメニューでたどる20世紀食文化史』
「韓国の人びとは何をどのように食べてきたのだろうか?」
1876年の開港以降、朝鮮半島には多くの外国人が流入し、西洋・中国・日本の食が朝鮮の料理を大きく変化させた。近代化とともに多数の飲食店が誕生し、熱々のクッパやビビンバが人びとの腹を満たしていた――。日本の植民地支配、解放、朝鮮戦争、都市化、グローバル化を経て、韓国の食はどんな道をたどったのか。「食べること」をとおして韓国の歴史と社会をダイナミックに描く「食の人文学」!
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■ピーター・ポマランツェフ【著】池田年穂【訳】『プーチンのユートピア――21世紀ロシアとプロパガンダ』
21世紀のロシアでは、独裁さえもリアリティー・ショーである――。
カネと権力に塗れたシュールな世界で、新たな独裁体制を築くプーチン。
クレムリンに支配されたメディアの内側から、21世紀のロシア社会とプロパガンダの実態を描く話題作。
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■大尾 侑子【著】『地下出版のメディア史——エロ・グロ、珍書屋、教養主義』
近代日本の誇る教養主義の「裏通り」を一望する!
軟派出版の世界で、道楽知識人たちは国家権力と戯れ、一大文化空間を築いた――
「低俗」出版文化の歴史と「書物」「エロ」への欲望を可視化する意欲作。
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■小倉 義明【著】『地域金融の経済学——人口減少下の地方活性化と銀行業の役割』
多様化する取引、激化する融資競争——
「消滅論」さえ囁かれ、苦境が取り沙汰される地銀・信金信組など地域金融機関は、半面、人々の生活の基盤となる地域経済を守り維持する支柱でもある。収益力の低下や熾烈な融資競争、激甚化する自然災害と疫病など困難な環境を克服し、リスクをとりながらも地域社会とともにいかに生き延びてゆくかを、経済学的手法を用いて丁寧に解説した注目の一書!
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■ティモシー・スナイダー【著】池田年穂【訳】『自由なき世界——フェイクデモクラシーと新たなファシズム』
ロシアはなぜクリミアに侵攻したのか――。
プーチンの思想に鋭くメスを入れ、右傾化する世界の実態を捉える世界的な話題作。
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