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【書評に出た本】2022年1月

1月に書評掲載された本を紹介します。

■岩間一弘【著】『中国料理の世界史——美食のナショナリズムをこえて』(好評につき、第4刷出来!)

世界に広がり、人々に愛され「国民食」へと変貌をとげた「中国料理」。
国家建設とナショナリズムに注目しながら、アジアからアメリカ、ヨーロッパを縦横無尽に旅して、中国料理と中国系料理の巨大で口福な歴史を味わいなおす。

『サンデー毎日』2022年1月23日号(p.75)に書評が掲載されました。評者は木村衣有子氏(文筆家)です。

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■山口信治【著】『毛沢東の強国化戦略 1949-1976』(好評につき、第2刷出来!)

なぜ急進的な国家建設を追求したのか?
朝鮮戦争、台湾海峡危機、和平演変の脅威、中ソ関係の悪化などの国際情勢の変動が、いかに毛沢東の脅威認識に影響を与え、強国化に向かわせたかを、一次資料から丹念に検証する。政治・外交・軍事・経済にまたがる意欲作。

『朝日新聞』2022年1月15日(20面・読書面)に書評が掲載されました。評者は阿古智子氏(東京大学教授・現代中国研究)です。本文はこちら

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■新垣 修【著】『時を漂う感染症——国際法とグローバル・イシューの系譜』

▼疫病と世界の変容をめぐる170年を描く。
▼感染症への国際的対応を読み解くキーワード、それは「国際法」の歴史にあった。
▼ペスト、コレラ、天然痘、エイズ、SARS、新型コロナウイルス…。国際社会において、感染症と国際法がどのように交わり、変化し、次の世代に継承されていったのか。「国際法」というレンズを通して描きながら、現在世界が直面する問題に切り込む意欲作。

▶『図書新聞』2022年1月22日(第3527号)(1面)「特集 オミクロン下に深める人文知」に書評が掲載されました。評者は西平等氏(関西大学法学部教授・国際法)です。

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