20240304_"文化や価値観の違い"との向き合い方について考えたこと_ゲームチェンジの世界史_紹介と感想22
はじめに
こんにちは、Keiです。
今まで私にとって"元気が出た"と思ったコンテンツや"役に立つかもな"と思ったコンテンツや考え方を紹介してきました。今回も良い人生にするために"役に立つかもな"と思った考え方を紹介していきます。
参考書
この度、参考にした本は
『ゲームチェンジの世界史』神野正史
です。
内容と感想
前回の記事では"異民族は異文化を理解できない"までの部分を読んで感じた事を書きました。
今回の記事では"歪められた概念に自民族が冒される"までの部分を読んで感じた事を書いていきます。
内容
異民族が自民族の文化を理解できないことは仕方のないこと。しかし、異民族によって変質された概念を自民族が正しいと感じてしまう現象が生じる。例えば、相撲をスポーツと誤解した外国人の解釈を日本人が信じてしまうこともある。
感想
異民族によって変質された概念を自民族が正しいと感じてしまう現象があるという点は学びになりました。相撲の例もあり、理解が進みました。不思議なことですが、確かに生じていると思いました。特に日本人は多数派の意見に弱いため、異民族の考え方に流されることも多いように感じます。
異民族の捉え方を"そのような見方もある"という程度で、1つの視点として考えることには問題ないと思いますが、異民族の捉え方の方が正しいと感じてしまうことは違うような気がします。特に勝ち負けのあるものではこのような現象が生じやすいと思います。単純な数や勝ち負けの結果だけで、物事の正否を判断してしまう点には注意すべきだと思いました。
民族同士の文化だけに留まらず、個人の考え方の面でも同じような現象が生じることがあると思います。他人と異なる考え方だとしても、自分なりに生きてきて形成された価値観は大切にすべきだと良いと思います。"数の多さ"や"結果"だけでは測れないものもあると思います。多数派の価値観を参考とすることはあっても、自分の価値観に置き換える必要はないと思います。様々な価値観に触れ参考としながら、自分の価値観を更新し続けることができると良いと思いました。
最後に
文化や価値観の良し悪しは、"数"や"結果"だけでは判断できないと思います。自分や自分達で作り上げてきたものを軸としながら、他の参考にできる部分は取り入れていくという感覚で生きていけると良いと思いました。
"数"や"結果"だけに捉われず、自分に適した価値観を更新し続けることで、自分なりの人生を歩んでいきましょう!
どなたかの参考になれば幸いです。
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