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20240326_総力戦と世界大戦について考えたこと_ゲームチェンジの世界史_紹介と感想44

はじめに

こんにちは、Keiです。

 今まで私にとって"元気が出た"と思ったコンテンツや"役に立つかもな"と思ったコンテンツや考え方を紹介してきました。今回も良い人生にするために"役に立つかもな"と思った考え方を紹介していきます。

参考書

この度、参考にした本は
『ゲームチェンジの世界史』神野正史
です。

内容と感想

 前回の記事では"制御装置を失った戦争"までの部分を読んで感じた事を書きました。

 今回の記事では"歴史から学ぶこと"までの部分を読んで感じた事を書いていきます。

内容

 総力戦では軍事力だけでなく経済力や政治力、科学力など持てる国力の全てを戦争に注ぎ込んで全国民が一体となって最後の最期まで戦うため、前線の敵を倒しても、首都を占領しても戦が終わらなくなった。結果として前線の敵兵より軍事工場や兵站線に攻撃目標が移るようになり、これまでにないほどの民間人が犠牲になった。
 戦勝国でも国力を使い果たし、経済も破壊されているが敗戦国はそれ以上にひどい惨状となっており、賠償金の支払い能力などなくなっていた。第一次世界大戦後、戦勝国からの理不尽な仕打はドイツ人の怒りを生み、第二次世界大戦へと繋がっていった。

感想

 総力戦になり、戦争による被害が拡大した理由について知ることができる良い機会になりました。文字通り国民と国民の戦いになり、前線の軍同士での戦いでなくなった点は大きかったと思います。同じ生き物として共倒れする危険性の高い方向に進んでしまったことは暗愚なことだと思いました。また総力戦では敗戦国だけでなく戦勝国になっても疲弊するという点は覚えておくべきだと重います。"適当なところで手打ち"にできた場合の方が被害も少なく、回復も早いような気がします。時代が進めば進むほど良くなっているわけではないという点も学ぶことができると思いました。
 個人の生き方としても大きな期間とリスクをかけて挑戦し、挑戦そのものの数が少なくなるより、小さな挑戦を繰り返して小さな成功や失敗を短い期間で繰り返した方が早く成長できるような気がします。挑戦から結果の確認までの期間をなるべく小さくするという意識は大切にできると良いと思いました。
 理不尽な仕打は組織に対しても個人に対しても良くないという点も学ぶことができると思います。いずれは自分たちに返ってくるという点は忘れずにいられると良いと思います。短期的にプラスになったとしても長期的には続かずマイナスになってしまうものだと思います。"小さな挑戦をする"という部分とも被りますが"小さなプラス"で手を打ち、長期的に続く仕組みを作った方が賢明だと思いました。 

最後に

 小さな挑戦と改善の繰り返しが短期間の成長に繋がり、結果的に大きなプラスとなって返ってくるような気がします。失敗した場合の被害をなるべく小さくし、長続きする方法を意識して取り組むことができると良いと思いました。
 小さな挑戦と改善を繰り返し、自分の人生をより良くしていきましょう!

 どなたかの参考になれば幸いです。

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