20240216_覇権国家と安定期について考えたこと_ゲームチェンジの世界史_紹介と感想5
はじめに
こんにちは、Keiです。
今まで私にとって"元気が出た"と思ったコンテンツや"役に立つかもな"と思ったコンテンツや考え方を紹介してきました。今回も良い人生にするために"役に立つかもな"と思った考え方を紹介していきます。
参考書
この度、参考にした本は
『ゲームチェンジの世界史』神野正史
です。
内容と感想
前回の記事では"歴史の流れに逆らう者の末路"までの部分を読んで感じた事を書きました。
今回の記事では"安定期に栄える王朝・帝国"までの部分を読んで感じた事を書いていきます。
内容
生産革命の後、前3000年ごろに「政治的には都市国家」「技術的には青銅器」「文化的には文字」という三大要素に支えられた安定期が訪れた。
覇権国家はゲームチェンジとゲームチェンジの間の安定期に生まれる。よって安定期が終われば覇権国家も亡びることになる。
感想
生産革命後、数千年間安定期が訪れていなかった点には驚きました。農業が人類にもたらした変化はそれだけ大きなものだったのだと思います。安定期が続くと、"昨日までの常識が明日も続くのが当たり前"という考えに陥ってしまうと思います。このような考えに陥ってしまうと変革期が来た時に対応できない人になってしまうと思います。長い変革期の後にようやく安定した時代が訪れたという点を知るだけで、"安定期は当たり前ではない"と考えることができると思います。安定した時代に驕ることなく、常に変化に対処できる人を目指していけると良いと思いました。
覇権国家がゲームチェンジとゲームチェンジの間に生まれるという点に納得できました。覇権を取り、維持するためには長い期間が必要になると思います。常に変化する時代では体制の維持が難しくなり、結果として短期で崩壊することが多くなってしまうのだと思います。覇権国家が安定期に生まれるという点を知ることで、一見、盤石に見えるものもその時代の安定期という"いつ壊れてもおかしくない土台"の上に成り立っていることを知ることができると思います。不安定な点を考慮した上で想定の幅を広げることで対処できることも増えると思います。想定外の出来事として何も対処できない状態にならないように、注意して生きていけると良いと思いました。
最後に
安定期と変革期の繰り返しの歴史を知ることで、安定期が当たり前ではないという点を知ることができると思います。覇権国家も安定期を基盤としていることを知ることで、その不安定な面も見えてくるものがあると思います。そのような点を意識し自分が対処できることの幅を広げていけると良いと思いました。
安定期や覇権国家の裏側である不安定な面まで考慮し、自身が対処できることの幅を広げていきましょう!
どなたかの参考になれば幸いです。
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