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人生ハードモードのメカニズムを知る|メンタルクエスト冒険の書#2

メンタルクエストの書とは、
人生ハードモードの生きづらさからの回復を
RPGの冒険をするようにわかりやすく
ステージごとに進めていく方法が書かれている本。

読んでよかっただけで終わりたくない!
ていうか、自分の人生このままじゃ嫌だ!なんとかしたい!
よし!「人生のクエスト」を攻略する様子をnoteに記録していこう!

そう思い立って、
noteにメンタルクエストの冒険の書を記していくことにした。

✅この記事はこんな人におすすめ
・ハードモードに感じる人生を何とかしたいと思っている人
・人生がしんどい理由を知りたい人
・メンタルクエストの本について知りたい人

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

メンタルクエストの全体像

生きづらさを感じる世界から回復するにはステージがある。
まず「自分」「世界」「敵」を知る。
そして、その上で「攻略法」となる戦術を立てて前に進んでいく。

メンタルクエストの書では、ステージ分けされていて
Stage1:世界、Stege2:自分、Stage3:敵、Stege4:攻略となっている。

MQ全体像


前回の冒険のはじまりでは、「自分の特性を深く知ること」からスタートした。

今回は、次のステージ。
「ハードモードな世界のメカニズムを知る」ことについてご紹介。


人生ハードモードのメカニズム

メンタルクエストの書から読み解くと、
どうやら今自分がいる世界は3本の柱に支えられているようだ。

柱基本


でも、もし柱が1本でもグラついていたり、
欠けがあったり、長さや太さが他と違ったりするとどうなるか?


ぐにゃりと地面が歪んだ人生という名の世界では、
安心して地に足をつけて歩む難易度がグッと高まる。

柱ハードモード


超ザックリ言ってしまえば、
この柱のぐらつきが自分が存在するワールドがハードモードになるメカニズム。

そこでまず大切なのは、
3本の柱がそれぞれどういうものなのかを知り、
そして今自分のいるワールドの柱の状態を確認すること。

柱の状態がわかれば、柱を修復することだって可能なのだから。


世界の安定は3つの柱からできている

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世界を支える柱の強度は、それぞれ「信頼」に依存している。

第1の柱:自分への信頼(自分は大丈夫)
第2の柱:他人への信頼(他人は信頼できる)
第3の柱:世界への信頼(世界は安全で怖くない)

生きづらさの回復は、この「3つの信頼」を取り戻すことだとメンタルクエストの書には書かれている。

それらが容易に取り戻せるかどうかなんてわからないが、もう人生という冒険に出ちゃっているのだからゲットしに行ってみようじゃないか。


▶ 第1の柱|自分への信頼

これは「自己肯定感」と呼ばれているもの。

「何があっても自分は大丈夫」
「どんな自分でもいい。自分にYES」

そんな自分を信頼する感情。

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ここで言う自分への信頼(自己肯定感)の重要ポイントは

「無条件の自己肯定感」であること。

「何があっても、何がなくても大丈夫」という自分の「存在」に対する肯定感。


「無条件の自己肯定感」と対をなすのが「条件付きの自己肯定感」

この概念に気づかせてくれたのはこちらの記事

「条件付き」なのは、頑張っている自分はOK、頑張っていない自分はNOT OKだからです。目標に向かって行動していたり、努力出来ていたらOKなので、「行動」に対する肯定感になります。

一方、「無条件の自己肯定感」は、頑張っている自分はもちろんOKなのですが、頑張っていない自分、ダメな自分もOK。つまり、自分の「存在」に対する肯定感になります。


条件付きの自己肯定感は、がんばって行動して、結果を出している自分にのみOKやYESを出せるもの。「行動や結果」に対する肯定感。

これは「自分はできる」と思える「自己効力感」にひもづいているので、結果が出たという条件が満たされないと自分を肯定できない。

一方で、無条件の自己肯定感は、自分の「存在」に対する肯定感。

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ちょっと、似た専門用語が羅列してくると、わかりにくくなりがちだけど、ザックリ理解するならこんな感じ。

「自己肯定感」→自分にYES!

「自己効力感」→自分はできる!

「条件付きの自己肯定感」
 →自分はできる!だから自分にYES!できない自分はNO!

「無条件の自己肯定感」
 →どんな自分でもOK。何があっても大丈夫だから自分にYES。


整理して理解するなら、こちらの本か、

こちらの記事がとてもわかりやすく解説してくれている。


世界の柱の話に戻すと、要するに、

「どんな状況でも、きっと自分は大丈夫」

と、根拠なくどれだけ思えているのかが、第1の柱の強さということになる。

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▶ 第2の柱|他人への信頼

第2の柱は対人関係。
他人を信頼した人間関係を築けているか。

これは幼少期の大人の対応や、今までの経験に大きく依存するところ。
今まで信頼が報われてきたか、裏切られてきたのかでだいぶ変わってくる。

報われていれば、現状いい人間関係に恵まれ、対人スキルも高い。

逆に、裏切られ続ければ、他人を信用しなくなり、他人を避けがちになる。
そのため対人スキルも磨かれない。

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ちょっと耳が痛い。
ただ、落ち着いてゆっくり考えてみると

人生の初期設定や今までの経験がどうであれ、
人間関係の構築はこれからどうにでも変えられるのではないだろうか。

その希望を持っていれば、第2の柱の強さ(他人への信頼)を取り戻すことができるはずだ。

そう思わせてくれた本が、嫌われる勇気
対人関係といえばこの本。久々に読み返してしまった。

対人関係の問題や他者への信頼の回復については、また別の記事でまとめてみようと思っている。


▶ 第3の柱|世界への信頼

第3の柱である世界への信頼は、
「今いる世界は安全で怖くない」と思えているかどうか。

信頼できない世界の具体例は、バイオハザードの世界

ゾンビ

玄関あけたら2分でゾンビ。

何が起きるかわからない
「自分の予期(予測と期待)が信じられない」状況が世界への信頼がない状態。


メンタルクエストの書では、
これは「初期設定のバグ」と表現されている。
完全に不可抗力で発生したバグ。

あなたのせいではなく、環境によるシステムエラーのせい。


マインクラフトで例えるならば、
のほほんと農耕生活を楽しもうと新しい世界を生成して
スポーンしたらネザーだったみたいな。

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ネザーからスタートしたら、生きるのに必死。

木も何もない。
敵だらけで、世界が恐怖でしかない。

でもそんな中で生きのびてきたのであれば、
その経験は確実に自分の力になっている。

だから想像以上に自分自身は強いことを忘れてはいけない。


今、自分がいるワールドの柱はどうなっているか?

以上を踏まえて、あらためて自分の世界の柱を考えてみよう。

■第1の自己肯定感の柱→氷の柱
温度(結果や環境)に依存していて、
しっかり強いときと、弱いときと明確な差がある。

自分は「条件付きの自己肯定感」が異常に強いタイプで、
結果が出せる自分しか許せないくらい、非常に自分に厳しかった。
結果が出て当然。結果出ないなら価値なし、みたいな鬼軍曹気質(笑

そのため、シュンとしたり自己肯定感激落ちくんになることは多々あった。

満足の行く結果や行動ができていれば柱は固く強くあるが、
納得できない状況におちいると、
ドロドロと溶けて、柱がぐらついてしまう。

そんな自分に困ってつい先日まで、自己肯定感についてのnote記事を読み漁り、本をむさぼるように読む時期があった。

ただそのおかげで、自己肯定感の理解を深め、捉え方を少しづつ変えられるようになった。ここらへんはまた別記事でしっかり書きたいと思っている。

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

■ 第2の対人関係の柱→普通の木の柱。
強度的には普通だが、大地震や火事が来たら心配。

人間関係には恵まれてきていて、
ドラマチックな裏切りはそれほどなかったと思うので普通の柱。

ただ心の間合いが遠隔型なので、一歩踏み込んで付き合うのが苦手
今までほとんどしてこなかったので、ここのスキルが超低い。
そのため自己開示がとにかく怖い

木の柱は強度的には普通でブレないが、大地震や火事が来たら少し心配。

つまり今後、大きな対人関係の問題にぶつかったら大変なことになる可能性はあるので、少し補強は必要かもしれない。

 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

■ 第3の予期できる環境の柱→遺跡の石柱(絶賛補修中)
石の欠けや倒壊が心配な遺跡の柱のイメージ。

正直、2020年前半は世界への信頼がグラッグラに揺れていた。

初期のコロナ感染拡大時期は、バイオハザードの世界に近いと思う。
未知のウイルスの恐怖におびえ、外に出れない。
何が起きるか予測できないし、未来や希望が見えない。
そんな中でドアを開けて、外に出るのは怖い。

でも今は状況はだいぶ変わった。
ワクチンが開発されたり、オンラインでできることが増えたり、みんなテレワークやおうち生活に順応してきたり。

去年に比べて、予測や期待できることがだいぶ増えてきたので、今は、世界への信頼はだいぶ取り戻せてきていると思う。

そして、ここ一年以上、コロナという疑似バイオハザードを生き抜いてきた人間はきっとすごい力があるはずだろうと思えるくらいには元気になっている。


まとめ

人生ハードモードになるメカニズムは世界を支える3本の柱のグラつき。

✅世界を支える3本の柱について知り、まずは現状を確認しよう。
  強度をどうしたらいいかは、その後ゆっくり考えよう。

柱を補強するにせよ、修復するにせよ、やり方はたくさんある。

だからこそ、まずは前回やったように自分を知り、苦手やしんどいやり方を避けて、できるだけ得意な方法を選んだほうがいい。

次は、確認した柱のぐらつきをどう対策していくか考えてみる予定。


そして、、

想像以上にこのシリーズの記事制作に時間がかかることが判明(爆
自己満足で書いてますけどね、もう体力消費量が半端ない。

ただ単純な性格の自分は、温かいレスポンスですぐ元気チャージできるので、みなさまからのスキやコメント心よりお待ちしてます。

補足や指摘もWELCOMEです!


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峰村 佳(ねむ)
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