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てげてげ僧侶の四方山話

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僧侶として、あるいは一人の人間として、自由形な内容をこちらに掲載します。 界隈の話題や、世間の話にも触れていきたいと思います。
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#仏教

寺院が「”叩けば”開かれる扉」であること

コロナ禍に始めたnote。 昨年末に退職してからというもの、コロナも含めて、含めなくてもですが、とにかく環境の変化が激しく、なかなか物事が継続しづらい状況です。 しばらく、noteの文章も書いていませんでした。 音声配信をやってみたりお茶を濁していたのですが、何かしら発信はしていきたいので、そろそろ文章も改めて書いていこうかなと思います。 なるべく継続させることを前提に、日記的な内容でも書いていこうかなと思います。 少し前ですが、月刊住職2020年7月号に寄稿していた、三

恵王のてげてげ僧侶談話【4】正直、行きたい国の話 仏教が生きる国ミャンマー

「恵王のてげてげ僧侶談話」。 4回目の今回は、コロナ禍でどこにも行けない中、正直今行きたい国の話として、仏教国ミャンマーについて話します。 なんとなく、作業でもしながら聴いていただければ幸いです。 【内容】 ◇仏教国ミャンマー ◇軍事政権からの脱却? ◇アウン・サン・スー・チーとロヒンギャ問題 ◇でも仏教が生きている ◇シュエダゴン・パゴダ ◇世界三大仏教遺跡パガン ◇チャイティーヨー・パゴダ ◇第5・6結集の地

恵王のてげてげ僧侶談話【3】10日間(実質12日間)瞑想合宿に行った話

10日間(実質12日間)瞑想合宿に行った話 「恵王のてげてげ僧侶談話」。 3回目の今回は、3年前、某所(言っていますし書いていますが)で10日間、瞑想合宿をしたお話をしたいと思います。 なんとなく、作業でもしながら聴いていただければ幸いです。 【内容】 ◇ヴィパッサナー協会とは ◇ヴィパッサナー瞑想とは ◇合宿の日程 ◇戒律 ◇聖なる沈黙 ◇だんだん辛くなる  花粉症  楽しみがない(依存、執着が現れる)  話す相手もいない  時計を眺め始める  食事は発酵食品ばかり ◇沈黙が解けて ◇終わってみて思ったこと

恵王のてげてげ僧侶談話~【2】挙家離村 豪雨災害と過疎の接点について思ったこと

「恵王のてげてげ僧侶談話」。 2回目の今回は、豪雨災害についてテレビで聞いたコメントについて思ったことをお話ししたいと思います。 なんとなく、作業でもしながら聴いていただければ幸いです。 【内容】 ◇豪雨災害について ◇挙家離村(過疎の発端とも言える出来事)について ◇水害の起きやすい地形について ◇挙家離村の是非について ◇全国日蓮宗青年会の被災地支援募金について 全日青募金URL→ https://note.com/zennissei/n/nb5eeaf738556

恵王のてげてげ僧侶談話~【1】ご挨拶・自己紹介

今回より始まった「恵王のてげてげ僧侶談話」。 初回は、なぜこれを始めようと思ったのか、そして自己紹介をお話しします。 なんとなく、作業でもしながら聴いていただければ幸いです。 次回より、もっと何か踏み込んだテーマを話していきたいと思います。 よろしくお願い致します。

コロナ禍の「高揚感」と刷り込まれる「罪悪感」~持つべきは「安心感」~

これは、自省も込めて書きます。 そして、いつもはなるべく典拠を明示するのですが、ほとんど主観で書きます。 「普通で居ること」で生じる罪悪感ある朝、テレビのニュースを観ていました。 いつ観ても、コロナの話題ばかりです。 コメンテーターとして出ていた、国際政治学者の三浦瑠麗さんが、こんなことを言っていたのが印象に残りました。 私の記憶なので、文言自体は正確ではないのですが、何となく趣旨を書きます。 ということを話していました。 特段、規制・自粛をやめようという意図ではないと

ひなたのこころ~李連杰という生き方

私の記事では、いくつか系統を分けて記事を書いています。 この「ひなたのこころ」(note内のマガジンにしていきます)は、実際にお会いした方、あるいはお会いしてはいないけど、その思いに強く共感している人などの記事を書いていければと思います。   ―――――― いきなり、実際に会った人ではないのですが、私が個人的に作品をずっと追い続けている、李連杰(リー・リンチェイ、ジェット・リー)という俳優がいます。 以前はただのファンだったのですが、彼の人生を追う毎に、それが尊敬の念へ

わたしのこと

はじめまして。 私は、森下 恵王(もりした けいおう)と申します。 宮崎県立正寺(日蓮宗)の副住職をしています。 肩書・経歴noteを始めるにあたって、自己紹介を書きたいと思いますが、小さな肩書きも含めて、ここに私の経歴・肩書きを書けるだけ書きたいと思います。 ○宮崎県宮崎市 身延山宮崎別院立正寺 副住職 ○日蓮宗宗務院 職員(令和元年12月まで) ○日蓮宗現代宗教研究所 所員(令和元年12月まで)、同研究所研究員(令和2年4月から) ○全国日蓮宗青年会 行学道場担当委員