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持ち運びホットサンドは、もうサンドイッチで良くないですか

ホットサンドの感動は、映画を観た人と感想を共有しないと感動が薄れ過ぎる事象に似ているくらいには、瞬発力が必須だ。

プレスしてジュワー、パカーンのその瞬間、劣化はすぐに始まる。
伸びるチーズも、ホカホカのハム(もしくはベーコン)もその感動は1秒ごとに小さくなっていくのだ。

そして何よりも、サクサクのプレスドトーストが致命的。

学生時代に一回ホットサンドを持って行ってみたことがあった。
とろ〜りチーズは諦めていたが、当時はサクサクを予感して、2限目が終わる頃には頭の中は今朝仕上げたホワホワさらさらのホットサンド。

4人前ホットサンドを焼いた朝

「ふにゃり」

はぁ、夢が覚めた。
ラップに包まれたホットサンドは激しい湿度の中で、これでもかとふやけきっているではないか。
はぁ、僕のホットサンド。

冷静に考えれば、当たり前の未来だった5時間前に戻りたい。

美味しいひとときに、ごちそうさまでした。
では、また次回。



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