餃子、タレなしで食べてみ
おはようございます。
今日も御覧いただき、ありがとうございます。
週の始まり月曜日。
どんな一週間にしましょうか。
そんなことも考えるだけで疲れてしまう月曜日。
肩の力を一番抜かなければいけないのは、この月曜日なんだと思う。
今日は餃子ストーリー
今日の食日記
栃木旅行の続き。
栃木は魅力に溢れているなぁと序盤早々に何度も感じた。
那須の地に降り立てば、美味しいパンが迎えてくるて、広い高原の中に人々の和を創出させる場所があって、もちろん美味しさは詰まっていて。
大きな食卓をみんなで囲める絆があって、互いを信頼している場所が所々に現れる。
ローカルも旅行者も、集えば同じ、そこにある笑顔は誰しもが分け合えて、この場所が好きで集って何かを感じたり共有したりできる場所(本当に素敵で)。
その南、宇都宮という場所もまた、顔が違うが大きな魅力を秘めた場所。
もう連想させられるものは一つしかない。
“餃子の街、宇都宮”これに尽きる(やはり食をはずにて旅行をすることはできない。那須の地に降り立ち、栃木を感じれば、そのご近所、ぼくの愛してやまない“餃子の街”があるのだから。行かない理由はないし、餃子の夢を見る)。
黒磯からの長らくの乗車も、空腹を待っている僕にとっては心地良い時間。なんせ餃子が待っているんだから、口はもう餃子。というかこの旅の始まりから餃子の夢は始まっている。
駅近くのホテルを予約していたこともあり、早速胃のウォーミングアップがてら餃子を頂こうと(1日かけて食べてきたが、もはや序章に過ぎなかった)。
なんでも、餃子の列をなす人気店がすぐそこにあるようで、ウォーミングアップにはちょうど良いではないか。
今日のお店
雨の中傘をさす人々が律儀に整列んしているではないか。
餃子のためなら何時間でも、そんな魂の意気込みを感じる(僕の同志ではないか。何時間でも雨に打たれても、その先の餃子の夢を見て)。
そうはいっても、ほんの5組ほど、まあもうすぐだろうと軽い足取りで並んだ。
ところがどっこい(ださっ)、進まない進まない。
メニューも餃子と酒の店。だが進まない。
その真相たるや否やは後で分かることとして、どうだっていいか。
店内には、並ぶ列と目を合わせるカウンター席。
そこに鎮座し餃子を頬張るおばさんと目が合えば、それは美味しそうに目を八の字に困らせて、熱い熱いと言っているのだろう。
並ぶこちらが嬉しい。
「美味しいよね、」なんて勝手に相槌。これから始まる餃子の夢がまた楽しみになる。
いよいよ店の目の前に。
もちっと餃子、餃天堂。さあ、いよいよだと。
店内に呼ばれれば、餃子の厨房を囲むカウンターに、外を見るカウンターが4席ほど。
ひたすらに鉄板で焼く餃子の音に、黙々と餃子を食らう人々の咀嚼音。
もくもくと立ち上がる煙とラー油、ニンニクの香りがらたちこめる。男臭い部室のようだ。
さすがの僕もこんだけ待つと、お腹が空いて空腹の末。初めて空調でお腹が空いてしまった。
これは自然に向き合ってしまうなぁ。汗かいてガッツリと。
まずは水餃子。
お好みで酢醤油でスープを作って、と。
お餅のような水餃子。
もちっと噛めば、ジュワッと旨い肉汁が。
そうとは思えないほどの軽い食べ応えに、何個でも食べられる、とありがちな感想が溢れてしまう。
餃天堂セットの相棒、焼き餃子。
丸々の焼き餃子。
このなんとも言えない丸っこいコロコロのフォルム。里芋の煮っ転がしのようで、どことなく愛着が湧く(餃子か?な餃子も、食べてみないと。餃子の包まれた、内包力は人々をそそるそそる。餃子というだけで信頼はあるわけで)。
餃子loverの僕が大切にしていること、それはまずそのまま食べるという心得。
以前テレビで餃子スペシャリストの方々が「すぐにタレにつけて食べるなんて餃子に失礼だ」というリスペクトに痺れたことがあった。
カリッと。泣くほど美味い。
何もつけなくたって、肉汁の旨味がドバッと溶け出す(跳ねるよ!危ない)。小籠包のスープより、この肉汁を吸っていたい。そんな風に思わせてくれる餃子だ。
おすすめの一味マヨネーズを試してみると、これまた一気に祭りの屋台を思わせて、ビールをすぐさま飲みたくなる。
行列の末の餃子との出会いはやはり夢だった。
みたことないフォルムも、餃子への信頼は、実家のカレーライスのそれだ。
結局美味い美味いとひっきりなしに食べてしまった。
何もつけないのが一番美味しいんだよねって、毎回そんな結論に至っている気もして。
だから,やっぱり餃子スペシャリスト達の言葉を借りようか。
美味しいひとときに、ごちそうさまでした。
では、また次回。
今日のお店:餃天堂(栃木県宇都宮市池上町1−11)
*Instagramでは暮らしにある食をすきなだけ発信しています*
暮らしのヒントになれば、と。
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