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チーズ街道を行く、モッツァレラチーズリスペクトディナー
こんばんは、今日も食日記ご覧いただき、ありがとございます。
毎日鍋にお世話になっている僕は、鶏肉派です。
今日はモッツァレラチーズへのリスペクトのお話。
今日の食日記
モッツァレラチーズの話をしたい。
僕はチーズが好きだ。特にモッツァレラチーズ。
あのとろける誘惑、たまらないコク深さ。
飲み干すように食べ切るあの感覚の満足感と納得感に勝るチーズはない。
もぎたてフレッシュな塊は、フルーツのような新鮮さがある。
ぷるっともちっと口当たりが良く、そうは言っても歯切れもバッチリ。
はぁ、モッツァレラチーズを食べにいきたい。
僕の家庭は贅沢を知らない。
だから、食卓にモッツァレラチーズが並ぶ時は、誰かの誕生日かクリスマスパーティーだった。トマトの輪切り、時々アボカドを輪切りにしてモッツァレラチーズと共に規則正しく並べていく。
目にも潤しい透明感。その名もカプレーゼだ。オリーブオイルとソルト&ペッパーを大胆にかける。
そうして生まれるのがカプレーゼ。
溶かさずともここまでの魅力が、、、
そう驚嘆していると、とろけた飲み物のようなモッツァレラチーズにだって出会ってしまい、そっちも強いのか!とオドオドする。見事にとろけて、しっかりとこくは残りモッツァレラチーズの歯応えはそのまま。
チーズについての持論として、固形に強いタイプととろけるに強いタイプがいると思っている。シェーブルチーズとすると、ブルーチーズとかブリーが好きだ。
2者が与えるチーズとしての興奮は、かけ離れた位置に存在していると思う。
固形はワインと合わせて、いわゆるチーズ臭さを楽しむ。反対にとろける軍団は、もうエンターテインメントに尽きるのだ。熱々にかけた瞬間の、顔を変えた表現力は食べるものを大興奮の渦に巻き込んでくれる。
とろける魅力と、まろやかな舌触り。ついついうまぁと漏れるのは老若男女人を選ばないだろう。
チーズ好きは2者の楽しみ方を知っている。僕だって。両者に異なる興奮を覚えている。その両者を担うチーズこそモッツァレラチーズなのだ。
そのままおリープオイルと。とろけた味わいだって。
今日のお店
鎌倉には名店が揃っている。
自家製チーズのイタリアンが君臨していることも知っていた。
18時の予約は取れず、悔しさから電話待機を選択すると、17時から1時間のディナーならとの回答が。
カフェでスイーツを頬張る予定を組んでいた当日14時の自分は、そりゃチーズのために、とコーヒー一杯に変更した。
鎌倉駅すぐの、隠れたイタリアンは、まだ明るい夕方17時だってすっかり大人ムードだ。
自分たち以外誰もいない店内で、ワインをオーダーし緊張の面持ちでカウンターに座った。
背筋を伸ばしつつ、ワインというよりひたすらに美味しい食にありつきたい僕たちは、とにかくチーズコースかのように注文した。
なんせ1時間しか猶予がないのだから
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生ハムトマトのブッラータチーズがすぐさま登場した。
白ワインを嗜みながら、とろっとろの生クリームを絡ませるように口に運ぶ。
ほのかな塩気とオリーブオイルの香り。そこから始まる芳醇なチーズの香りと旨味。トマトの酸味がちょうどよく、すっきり無限に食べ続けられそうだ。
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その長後、信頼のモッツァレラチーズのピザが。
カウンター越し奥に見えていた窯焼きピッツァ。こんがり香ばしい生地はもっちりとしながらも歯切れが良く、小麦の香りと旨味がしっかりとしている。
とろっと解けるモッツァレラチーズは熱々で、興奮を止めることができない。
熱々をハフハフしながら食べる贅沢な時間に、鎌倉旅のクライマックスを思ってしまった(明日もあるぞ)。
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デザートのようなマンゴーとパッションフルーツのカプレーゼ。
甘酸っぱいフルーツにチーズの香りがたまらなくフルーティーでワインが進む進む。
開始45分にしてきてしまったラストオーダー。
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チーズの興奮冷めやらぬ我々はもう一枚ピッツァをオーダーしてしまったではないか。
湘南らしいしらすのピッツァだ。
オリーブオイルとガーリック風味が、シラスの旨みを抜群に引き出している。
これまたうまい。
イタリアンレストランにわずか1時間強の滞在。
束の間の時間はまさに夢。束の間だったからなのか、夢から覚めない満足感が突き抜ける。チーズの夢にワインで乾杯していたのだろう。
チーズ街道を歩いた鎌倉のう夜だった。
美味しいひとときに、ごちそうさまでした。
では、また次回。
今日のお店:Latteria BeBe kamakura(神奈川県鎌倉市御成町11-17)