「ある子ども」(NHK) キネコ国際映画祭上映!

2022年にNHKが作成したドキュメンタリー+ドラマ「ある子ども」がキネコ国際映画祭で上映されるそうです。おめでとうございます!

「ある子ども」はこんな作品です。

私も、「台本作成に協力」ということでちらっと登場しています。登場シーンをスマホカメラで撮った画像↓

先日Eテレで放送された「ある子ども」、今夜深夜(24日0時~再放送です。 私「台本協力」ということで一瞬うつります。 「これからの男の子たちへ」を出してから本当に色々なご縁がありました、これもその大事なひとつです。ありがたいことです~ https://www.nhk.jp/p/etv21c/ts/M2ZWLQ6RQP/episode/te/8PQGMN2QMM/

Posted by 太田 啓子 on Wednesday, February 23, 2022

NHKのディレクターさんが、「これからの男の子たちへ」を読んで下さって、私の講演にきて下さったことがきっかけでこちらに関わることになりました。「これからの男の子たちへ」のスピンの一つとしてとても印象深い作品です。

私の講演では、よく、性差別と性暴力を無くすために教育、子育てで何をすべきか(何をしてはいけないか)ということについて考えるところをお話ししています。
今とても関心があるのが、児童生徒が性暴力加害者となってしまった時に、加害してしまった児童生徒に対しすべき教育を全然できていないのではないか(どのような教育をすればいいのか)ということです。被害者へのフォローが大事なことは当然でこちらも足りているとは全く思っていませんが、やってしまった児童生徒に、自分がやってしまった加害行為の意味を直視させ理解させ、贖罪のためにどんなことをすべきなのか、今後やってしまったことの責任を引き受けて生きていくというのはどういうことなのかーということを自分で考える力をつけさせるというのも、子どもの、教育を受ける権利の一環だと思います。でもそういう教育に関してはおそらく相当なネグレクト状態ではないか。

その講演の際に話したのがこちらの、奈良県生駒市で中学生が盗撮していたことに関し、教育長名義で公開された見解です。全然、上記のような教育がなされているように感じられず。たまたま生駒市のものだけ見つけられていますが(他でも盗撮は起きていますが、こういう教育長見解の公表の例は知らないです)他でもおそらく同様なのでしょう。

こういうことに問題意識がある教育現場の方々ともつながって、ひきつづき考えていきたいです。

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