太田啓子

2002年弁護士登録(神奈川県) 法律相談 https://www.bengo4.co…

太田啓子

2002年弁護士登録(神奈川県) 法律相談 https://www.bengo4.com/kanagawa/a_14205/l_128436/ 『これからの男の子たちへ』14刷・韓国台湾タイで翻訳  音声配信 http://voicy.jp/channel/2878

マガジン

  • 離婚後共同親権

    2024年通常国会における民法改正で、離婚後共同親権制度が成立しました。とても誤解されていますが、子どもの利益にならない制度です。強い反対運動をしましたが、成立してしまいました。でも、国会審議中に問題意識は拡がり、国会質疑では問題をあぶりだす質疑が多く、有意義な答弁もたくさん得られています。 家庭内の弱い人が更に苦しめられることにならないように、弁護士・当事者の皆さん達と力をあわせて今後もできることをしていきます。そのための情報発信マガジンです

  • メディア掲載

    新聞、テレビ、雑誌、ラジオ等への出演履歴の記録。

  • 読書・ドラマ・映画

    本、ドラマ、映画などのレビューと視聴記録。

  • 講演の実績

    講演の記録です。 主に自治体男女共同参画課、教育関係団体、学校等からの講演のご依頼が多いです。テーマはジェンダー、性差別、性暴力等。

  • Colabo弁護団声明一覧

    • 11本

    Colabo弁護団が公表してきた声明一覧です

最近の記事

「できるだけ離婚できないような社会に」 共同親権めぐり自民党議員が発言

「「特段の事情、DVや児童虐待ない限りですね、離婚しづらい社会になる方が健全だと僕は思っています。だからですね、やっぱり、離婚して誰も得しないです。みんな傷つくんです。子どもも親も。だからできるだけ仲良くできるようにしていくのが一番のあれですけど、やっぱり子どものことを考えればですね、離婚しづらい世の中の方が、それはみんな仲良くという意味ですけど、いいと思います。先ほども申しましたけど、DVや児童虐待があってですね、残念ながら離婚するというのは否定するものではありませんけれど

    • 離婚しても引越に元配偶者の同意が必要になるのが共同親権

      離婚後共同親権というのは、離婚した後も子どものことは父母で決める、ということ。離婚するほどに関係性が悪化した父母が、色々な話し合いや情報共有をしあって決めなくてはならないのです。例えば子どもの居所=どこに住むか、は、同居親のみでは決められません。 家賃が高いから安いところに引っ越そうとか、職場の近くに引っ越そうとか、転職や親の介護のために引っ越そうとか、色々な理由で子連れ引越が必要な時、必ず元配偶者に同意を得ないといけなくて、同意を得られなければ家裁に申立をしなければならない

      • 「ある子ども」(NHK) キネコ国際映画祭上映!

        2022年にNHKが作成したドキュメンタリー+ドラマ「ある子ども」がキネコ国際映画祭で上映されるそうです。おめでとうございます! 「ある子ども」はこんな作品です。 私も、「台本作成に協力」ということでちらっと登場しています。登場シーンをスマホカメラで撮った画像↓ NHKのディレクターさんが、「これからの男の子たちへ」を読んで下さって、私の講演にきて下さったことがきっかけでこちらに関わることになりました。「これからの男の子たちへ」のスピンの一つとしてとても印象深い作品です

        • 「恋じゃねぇから」(渡辺ペコ 講談社)

          漫画「恋じゃねぇから」はものすごい作品で、グルーミング、性的同意について考える教材のようです。 voicyでもお話ししました。

        「できるだけ離婚できないような社会に」 共同親権めぐり自民党議員が発言

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        • 離婚後共同親権
          3本
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          11本

        記事

          「勇気ある女性たち」(デニ・ムクウェゲ 大月書店)

          「勇気ある女性たち」は、2018年ノーベル平和賞を受賞したコンゴの医師、デニ・ムクウェゲさんが書かれた、性暴力、性差別と闘う実践記。 本当に素晴らしい本なので折りあるごとに人に勧めています。 voicyでも話しています。

          「勇気ある女性たち」(デニ・ムクウェゲ 大月書店)

          「「SNSが作った“世論”#ジョニー・デップ裁判」(NHKBS世界のドキュメンタリー)

          今もNHKオンデマンドなら見られます。 「SNSが作った“世論”#ジョニー・デップ裁判」(NHKBS世界のドキュメンタリー)」 ジョニー・デップとアンバー・ハードの裁判(合計3回あった)はまさにSNS時代の裁判で、ハードに対し前例にない中傷キャンペーンが繰り広げられるものでした。 ハードがデップのDVを主張し、デップは名誉毀損だと主張したというものです。 デップは、ハードの主張を掲載したイギリス紙「サン」を名誉毀損で提訴したが敗訴。 その後デップは、ハードをアメリカ

          「「SNSが作った“世論”#ジョニー・デップ裁判」(NHKBS世界のドキュメンタリー)

          「虎に翼」について話したこと/書いたことまとめ

          NHK朝ドラ「虎に翼」素晴らしかったですね! 大好きすぎて、あちこちで話したり書いたりする機会をいただきました。 ・ 弁護士三輪記子さんのYouTube  三輪さんとは直接お会いしたことはないのですが、狭い弁護士業界なので共通の知人は多そうだし、いつかお話しできる機会があるかも?と思っていたところ、三輪記子さんのYouTubeチャンネルに呼んでいただいて、虎に翼についてあれこれ語ってとても楽しかったです。三輪さんのこの動画シリーズ、ほかの方々とのトークも本当に興味深く

          「虎に翼」について話したこと/書いたことまとめ

          メディア掲載実績(~2024年10月)

          季刊セクシュアリティ118号コラム「性暴力を認知できない感受性に抗うために」 2024年11月号「地平」「「はて?」と問い続ける——『虎に翼』に見る憲法24条」 2024/9/28ヨガジャーナル「弁護士に聞く【ジェンダ―レス時代の男の子育児論】親が持つ「無意識の偏見」と、間違いを認める意味」 劇場公開「プライマ・フェイシィ」広報にコメントしました 2024年7月号STORY 「男の子のジェンダーレス教育ってどうすればいい?」美容家・神崎恵さん×弁護士・太田啓子さん

          メディア掲載実績(~2024年10月)

          講演実績

          2020年8月に「これからの男の子たちへ 『男らしさ』から自由になるためのレッスン」を出版してから、ありがたいことに自治体男女共同参画講演、教職員関係団体、大学、中高等より多数の講演のご依頼を頂きました。以下は過去に行った講演の一部です(2020年8月~2024年8月)。 「性差別・性暴力をなくすために教育・子育てに何ができるか」「ジェンダー差別をなくすために」といったテーマで主にお話ししています。憲法について、ゼロから今日的問題について解説する学習会講師の経験も豊富です。

          2023/3/3再調査結果

          https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2023/03/03/documents/11_01.pdf 再調査結果を踏まえた弁護団声明は以下です。 本件再調査の結果、Colaboの会計処理に不正はないことが明らかになり、受託料の返還は一切求められませんでした 詳細は弁護団声明をお読み下さい。

          2023/3/3再調査結果

          2022/12/28東京都住民監査請求結果

          https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2023/01/04/documents/02_01.pdf 令和4年12月28日に通知された東京都住民監査請求結果です。 ※14頁からが監査委員の判断です。 これについての弁護団声明は以下です。 声明の一部を抜粋します。 「この住民監査請求では監査請求人によって 「違法・不当な公金の支出等があるのではないか」「不当利得金の返還請求及び契約の取消等の然るべき措置を執る

          2022/12/28東京都住民監査請求結果

          2023/3/6弁護団声明

          【弁護団声明】令和3年度会計報告に関する東京都の再調査結果を受けた声明2023年3月6日 一般社団法人Colabo及び同仁藤夢乃代表理事弁護団 2022年11月4日付住民監査請求(以下「本件監査請求」)に対して2022年12月28日付で公表された監査結果(以下「本件監査結果」)において、監査委員は、監査対象局(東京都福祉保健局)に対し、2023年2月28日までに、「本件契約に係る本事業の実施に必要な経費の実績額を再調査及び特定し、客観的に検証可能なものとすること」等の勧告

          2023/3/6弁護団声明

          2023/2/1弁護団声明

          【弁護団声明】「公金の二重受給」という事実誤認について2023年2月1日 一般社団法人Colabo及び同仁藤夢乃代表理事弁護団 Colaboは、児童相談所からの一時保護委託で児童を預かることがあり、これについて自治体から一時保護委託費の支弁を受けています。 これについて、「公金の二重受給」であるという事実誤認に基づく一部政治家の言動や報道が見られますので、以下ご説明致します。 1.まず、これらの言動の前提には、基本的な用語・概念について、異なるものを混同する認識がある

          2023/2/1弁護団声明

          2023/1/22弁護団声明

          【弁護団声明】Colaboによる若年女性の居場所事業への、深刻な憎悪犯罪(ヘイトクライム)に対する抗議声明2023年1月22日 一般社団法人Colabo及び同代表理事仁藤夢乃代理人弁護団 1  はじめに 2023年1月18日、Colaboが、若年女性の居場所事業(以下「本件事業」といいます)の一環として新宿区役所前で行っている「バスカフェ」に対し、複数の男性による直接の妨害行為がありました。 インターネット上にまん延する荒唐無稽なデマや過激な誹謗中傷に扇動された本件妨

          2023/1/22弁護団声明

          2023/1/4弁護団声明

          【弁護団声明】東京都に対する住民監査請求結果について2023年1月4日 一般社団法人Colabo及び同代表理事仁藤夢乃代理人弁護団 第1 はじめに 1. 2023年1月4日、「東京都若年被害女性等支援事業について当該事業の受託者の会計報告に不正があるとして、当該報告について監査を求める住民監査請求監査結果」が東京都から公表されました。  これは、書面上は「法人A」と表記され固有名詞は省略されていますが、Colaboが東京都から受託した若年被害女性等支援事業の会計報告に

          2023/1/4弁護団声明

          2023/1/1弁護団声明

          【弁護団声明】Colaboの生活保護関係等の業務について2023年1月1日 Colaboの生活保護関係等の業務について 一般社団法人Colabo及び同代表理事仁藤夢乃代理人弁護団 「Colaboは、未成年女子の生活保護の申請にあたって、健康であっても『疾患により就労不能』という虚偽の説明を役所に対して行わせて、不正に受給させているのではないか?」 「生活保護を受給している未成年に、週2回、バスカフェでティッシュ配りのアルバイトをさせて賃金を支払っているのでは?」 などと

          2023/1/1弁護団声明