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ヴェネチア2024 ④Homo Faber編⑴

父と二人でヴェネチア1週間の旅に出た、続き。

今回のヴェネチア旅の目的はHomo Faber 2024


ヴェネチアの対岸にあるサン・ジョルジュ・マッジョーレ島を丸ごと会場にしたビェンナーレ。(トップの写真がその島です)
島へのアクセスは、サン・ザッカリアの船乗り場からHomo Faber専用の船が30分毎に往復している。

今回のテーマは “The Journey of Life ”
400名以上の世界中の作家の作品が、10の会場に展示されている。

1. Birth
2. Childhood
3. Celebration
4. Inheritance
5. Love(Courtship)
5a.Love(Union)
6. Journeys
7. Nature
8. Dreams
9. Dialogues
10.Afterlife

船を降りると、入り口へ案内してくれる
スタッフが立っている
生垣が迷路になった庭を通過する

その先に…
★ 1の会場【Birth】

十字になった中庭をぐるりと囲む回廊に、刺繍の作品が展示されている。
世界中の刺繍、色も豊かで、技術も様々。
一つの会場に世界中の刺繍が集まるなんて、素晴らしい演出だ!
そして、柱に巡らせている赤い装飾は、繋ぎ目が見当たらず、私は『へその緒』を想像したが、「世界を一つに結ぶ」という意味なのかもしれない。
1の会場からこんなにも想像させてくれる展覧会、この先が楽しみだ!

…☆…

建物の中に入り、丸いスピーカーのある通路を通る。

スピーカーからは柔らかな音楽が流れている。
まるで産道を通るイメージだ。



その先にあるのは…
★ 2の会場【Childhood】

おもちゃやミニチュア、ぬいぐるみなど、子供の頃に遊んだものを連想させる作品が並んでいる。見ていると、心が躍る。
細かな技術、楽しい表現、どの作品も作家の想いが詰まっている。

そして会場作りが、ここも素晴らしい!
青い天井・壁には布を折り上から下まで覆っている。床は茶色の絨毯。青い空と大地をイメージしているのだろうか。
作品とテーマを引き立てるための細かな演出に感動。

10の会場のうち、まだ2までしか来てないのに、こんなに感動している。

まだ続きます…

…★☆★…

『波ゆらり着いた島は夢の国 産声あげて路が始まる』

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