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ヴェネチア2024①

父・79歳と二人でヴェネチアへ1週間の旅にでた。

マルコ・ポーロ空港から船で1時間半、サン・マルコに到着。
【水の都】と呼ばれる通り、海の上の古い街、移動手段は「歩く」「船」の2つしかない。

「ここが、ミケランジェロも立った地か…」

観光客が溢れるサンマルコ広場。
500年以上前の石畳の上を、大きなスーツケースを引きづり、狭い路地にあるホテルへ向かう。

日本ではなかなか見られない空の青さ
サンマルコ寺院は一部改装中
ホテルの部屋の窓を開けると
目の前がサンマルコ寺院
時計塔のムーア人兵士が時の鐘を鳴らす

…★☆★…

翌朝、さっそく散歩に出かける。

観光客がぞろぞろ歩く細い路地
行き止まりはゴンドラ乗り場だったり
大きな広場に出たり
何度も迷い、同じ道を往復したり
 『道は必ずどこかに通じている』
哲学的な街だ。

観光客を乗せたゴンドラ
リアルト橋
観光客が少ない朝に行ってみた
リアルト橋からの景色
水上バスやタクシーが行き交う



この街をひたすら歩く。
疲れたら、カフェで休憩☕️

サンマルコ広場にある【カフェ・フローリアン】↓

父は温かいコーヒーを
私はアイスコーヒーを注文
アイスクリームが入っていた
音楽隊がリクエスト曲に応じてくれる

このカフェは300年前から営業している。
コーヒー豆がアフリカ大陸からやってきて、ここでコーヒーを飲めるようにして売り始めたそうだ。
そう、ここは、カフェの原点!

300年前も同じような青空の下、ここでコーヒーを飲んだ人がいるんだなぁと思うと、感慨深い。

…★☆★…

小さな路地の先にあった広場に、きれいなお菓子屋さんがあった。

カラフルなコロネやクッキー
フルーツの形をしたお菓子
日本の砂糖細工に似ている


夜は、ホテル近くのレストランで食事した。
そこのスタッフは、日本語が少し話せる。
初日、スーツケースを引きづり歩いていた時、ホテルまで案内してくれた。その優しさに恩返しするために、父と私は毎晩、そのレストランを訪れた。
サラダ、パスタ、ピザ、ワイン、どれも美味しい。
毎晩訪れる度に、スタッフの何人かが
「こんばんは」「ありがとう」「お勘定」
なんて言うようになっていて、どこで勉強してるの?と大笑いしながら、楽しい夕食時間を過ごした。

ヴェネチアの人もお菓子もお土産も、
カラフルで明るくてあたたかい。
この青い空と晴れやかな空気がそうさせているのかもしれない。

楽しいヴェネチアの旅はまだ続く…

…☆★☆…

『がらがらと500年の石の音を
     五感で受けるヴェネチアの空』

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